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東京でここだけ、のクルドレストランでランチ@メソポタミア(東京都北区)

 埼玉県鴻巣市で、「日本一の川幅」(荒川)を歩いて渡ったあと、現地のB級グルメ(川幅うどん、こうのすコロッケ)を味わってきました。

 実はその後、東京に戻り、もうひとつ訪問した場所があるのです。それは、埼京線十条駅すぐ、クルド料理レストラン「メソポタミア」。

 東京でクルド料理を楽しめるレストランはここだけらしい(裏とれてませんが)のと、先だってのトルコ・シリア大地震では、クルド人コミュニティも苦しんでいるだろうから、応援の意味を込めての訪問です。クルドは、自民族の国家を持たず、トルコやシリア、イラクなどにまたがったエリアで暮らす人々。こういう(大地震)時は、自分たちの国がないのは心細いよね。

 お店は、十条駅東口(上りホームの先にある小さな改札)の目の前の、小さなビルの3階にあります。

写真1・外観。
写真2・急な細い階段を上がっていく。初めての人は、訪れるのにちょっと勇気が要るかもしれない。

 入店するとそこは異空間。数人のグループや、お友達同士と思しき若い女性二人連れたちが、食事を楽しんでいますね。

 クルドの方なのか、外国人の若い女性の方が丁寧に案内してくれます。メニューにはオリエンタルな料理が並んでいるのですが、2度目の昼食だということを勘案し、プレートランチ(おくらの煮込み、ピラフ、サラダ)800円也をセレクトしました。

写真3・プレートランチ。

 オクラの煮込みは優しい味わい。サラダは、フレッシュパセリがぱきっとした味と香りを醸し出していますね。何よりピラフがもちっとした食感で美味しい。炊き込まれているこの細長い繊維状のものは、何なのでしょう(尋ねればよかった)。

 料理だけでなく、食器や調度品もかわいいものが多くて好ましいですね。また来たいと思います。次はお腹を空かせて(笑)。

写真3・飲料水のカップ。かわいい。
写真4・トルコ風ランプ。かわいい。
写真5・ドア外に下がっていた、鳥籠モチーフのランプ。これまたかわいい。

 大地震直後なので、店内には募金箱も設置されていました。日本ではクルド文化協会が支援の届け方を検討しているようです(国や大使館がないと困りますね)。わずかですが、私もお金を入れてきました。みなが等しく平穏な日々を手にすることができますように。

(おわり)

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