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入院七日目

入院七日目
このそうはない出来事を詩にせずにどうする!!と、こころが言っとりますので、Evernoteにかいて推敲を繰り返しています。

こころとからだとたましいは、喪失や痛みや懸念やあらゆる具現化された感情を越えたところで静かに佇んでいて、これが幽玄だと思ったことなど。

大好きな詩人の杉本真維子さんも入院されていて、処置の文章化に、ひどく感化されて動き出した、書きたい、という想い。

おそらく痛みとか不安とかそういった類の言葉で括ると、いつまでたっても時間は過ぎていかない。自分にあてがわれたガーゼの意味を、痛みの角度を、拾うことで、冷静になれることがあったのではないか。全麻から覚めてからの24時間を、ただ「どうにかして」ではなく、「なぜこうなっているのか」であれば、違っていたのではないか、これは反省です。

「こんな辛い思いしたくない、二度としない」と3日目まで思っていたが、7日目の今日には、また怪しかったらほかのものも早めに診てもらうぞ、と思うほど、にんげんは忘れやすいいきものであることが判明しました。

怪しい時には即検診、経過観察か否かの判断は信頼出来るかかりつけ医が必須ですよー。
ずっと経過観察でここまで来て、先生の「ちょっと怪しい」から総合病院へ紹介状、検査、手術決定までが2週間。たまたま良性でしたが、悪性か否かは卵巣は子宮の奥にあるため、検査が簡単にはできない臓器ゆえ「なんかへん」のまま悪化することもあるのです。今、迷っている方!即病院へ

全身麻酔で、意識はどう遠のいたか、戻ってきたときはどうだったか、そもそも、なぜ今回に至ったか、女性なら誰でも起こりうること、からだのこと、こころのこと、残しておきたいので、あとでまとめておこうと思っています。

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