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下痢止めがASDの治療薬の可能性

下痢止めが自閉症の治療薬候補に|最新医療ニュース|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト (jiji.com)
下痢止め用いられているロペラミドが、自閉症スペクトラム障害(ASD)の中核症状である社会的コミュニケーション障害の治療に転用できる可能性が示された。薬剤とASDによるネットワーク内遺伝子の発現の変化を比較した結果、ASDによる変化を逆転(好転)できる既存薬として、ロペラミド、ブロモクリプチン、ドロスピレノン、プロゲステロンの4剤を特定したと発表した。(中略:引用)

ちょっとうれしいニュースですね・・・
ロペラミドといえば、ロペミンが商品名だと思いますが、めっぽう効く下痢止めという感じです。売薬でもロペラミド塩酸塩が含まれている商品もあります。効果あるのでしょうかね。
作用機序は、あんまし調べていませんが・・・各自でお調べください。
一方で、私はというと、後半に書かれていた薬剤を調べました。その中でドロスピノレン、プロゲステロンが、女性ホルモンで、いずれも黄体ホルモンです。前者は第4世代のヤーズという超低用量ピルに含まれています。
ASDの女性は、女性ホルモンに関しても未発達な部分の影響があると言われていて、かくいう私も若い頃、黄体機能不全という病名を頂いていました。その関係で、女性ホルモン治療薬を必要としてきたのです。
だから、プロゲステロンを補充してきているので、ASDの症状であるコミュニケーションの障害がほとんどなかったのかもしれません。ASDは、感覚過敏もあって、腸の動きも悪く、食事の好き嫌いも多く、瘦せている人が多いと思います。私もそうですし、家系的にもそうです。発育不全とも言われたこともありました。ADHDの人は、そこの問題は少ないのかなと。食事も食べれるし、発育も良い感じがします。
私は、ADHD不注意とASDの併発ですが、身体の状況はASDです。コミュニケーション障害や社会性の問題は、ほとんど無いように見えます。(少しはあると思います。)
図らずして、治療薬として黄体ホルモンの恩恵を受けてきたから、社会性やコミュニケーション能力が維持できてきてのかもしれません。

とはいうものの、この4つの薬の中で、一般的に手に入りやすいのは、ロペラミドでしょう。ADHDの薬が開発され、ASDに有効な薬が判明しかけているということは、朗報です。
私たちは、もう間もなく、長きにわたり苦しんだ自分の諸症状を薬で改善することができるのかもしれませんね。
私は、ADHD治療薬は飲んでいませんが、各種サプリは飲んでいます。
ADHDの不注意はつらいけど、多動思考のおかげで、問題の解決の糸口を見出したり、おっとりASDな部分もADHD特性がターボをかけてくれるので、薬での治療はしていません。
不注意で日々の生活が成り立たなくなっていけば治療をします。

発達特性があっても何も悲観することはありません。未来や明日は自分で切り開けるものだと信じています。


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