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2023.05.24

俯瞰で中立の立ち位置から他者の声を聞けと言ってくる演劇を観て、ほんとうに死にたくなった。自由に過ごせと言われても自由に客席で過ごせない。家へととぼとぼ帰る。無理すぎたので、酒をきめる。
こういう時、自分のことをぶん殴りたくなって、自分で自分の力と痛みを実感したくなってしまう。アートでぶん殴られたかった。演劇でぶん殴られたかった。今日はそうじゃなかった。

友人から往復書簡内での私の問題意識がこんなにも西尾さんに共有されてないと思わなかったと言われ、確かにすれ違ってるところはすれ違ってるよねーと思った。私は最初から「批評の言葉とは?」ということを意識していて、あなたの講評は他者を批評する時の言葉としてどうなのだ?という指摘なのだけど、コンテクストをすり合わせるので精一杯で一応コンテクストの背景は知れたことになっていて、止まっている。書簡内で私も何度か指摘しているが、運営の話としてかわされている。あなたがその言葉を選んで他者を批評していたこと、審査してあげている、という態度の書き方に見えること、その点をずっとわたしは問題にしていたのだと思う。

演劇作品をつくっています。ここでは思考を硬い言葉で書いたり、日記を書いたりしています。サポートをいただけますと、日頃の活動の励みになります。宮崎が楽しく生きられます。