いたい

「彼女はさ、やっぱ彼とお付き合いしてるのかな」
「そうだね、そんな気はするな、確率で言うと80%くらいかな、僕にはその感情分かんないけどなぁ…」
「私もよく分からない…」

僕たち2人はファミレスであの子の話をしている。
僕達お友達になるきっかけをくれたあの子。

僕達2人が2人で会って2人でファミレスに行くなんて、あの子はそんな事思ってもないだろうな。
普段は付けないドリンクバーなんて頼んでさ、

「彼女の近くにいる貴方がそう思うならきっとそうなんだろうな、なんで教えてくれないんだろう、教えてくれないってことよりも私達にも隠されてるって事が辛いな」
「全然隠れてないけどね…笑」

「あの子と一緒に居るだけでいいのにね」
「僕達あの子と一緒にいるだけで元気になれるのにね」「最近は一緒にいてくれないんだ〜」

「始まった」恋はいつか「終わる」
「涙」なんて要らないのに溢れ出て悲しくなる。

一緒に居たいけど痛いってあの歌。
教えてくれたのはやっぱり君でした。


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