学歴と公認会計士試験の相関関係

こんばんわ。

何と、3日連続の投稿です。

奇跡です。

アクセスやイイネ、フォローも徐々に増えてきており素直に嬉しい限りです。

それでは早速タイトルの本題についての結論を申し上げます。

それは

「学歴と公認会計士"論文式"試験合格の間には正の相関関係がある」

です。

ここで敢えて"論文式"に限定しているのは明確な根拠があるからです。

以下は昨年、令和4年の論文式試験合格者の出身大学別のデータです。

1位 慶應義塾大学 187人
2位 早稲田大学 109人
3位 明治大学 86人
4位 東京大学 57人
5位 中央大学 54人
5位 立命館大学 54人
7位 神戸大学 50人
8位 京都大学 47人
9位 同志社大学 44人
10位 一橋大学 38人

昨年の論文式試験合格者約1400人中、半数以上が以上の大学出身である事が事実としてあります。

このデータはこれから公認会計士試験の勉強を始めようとしている人はもちろん、現在進行形でこの試験に挑戦している方が必ず頭に入れておかなければならない、決して無視する事は出来ない事実です。

予備校はポジショントーク、つまり「試験に学歴は関係ありません」的な謳い文句でマーケティング等を行います。

予備校もビジネスとして行っているので、1人でも多くの受講生を囲って沢山のお金を稼ぎたい。しかし仮に以上の様なデータを突きつけてしまうと、潜在的な顧客を失ってしまう事は明らかです。なので各予備校としても、なるべく自分たちに不利になる様な情報は公開したがらないでしょう。

ですが、予備校が言う"学歴は関係ない"と言うある意味で虚偽の情報をそのまま鵜呑みにし、約100万円弱の予備校資金を投下したにも関わらず試験を撤退、それも短答式試験を1度も受験する事なく撤退していく人ですらかなりの数がいます。

実際に私が通っていた予備校の友人で、一度短答式試験を受けた後に撤退を決め一般就活に切り替えた友人はこう言っていました。

「最初は、私でもやれる!って思っていたけど、そもそも問題のレベルが難しすぎるし、合格者レベルの人達は元のスペックが違いすぎる。」

と自分と合格者とのギャップを目の当たりにし撤退を決めていました。

本人には面と向かっては言いませんでしたが、私自身はこの決断を英断だと今でも思っています。

彼女は高校から内部推薦で都内のとある大学に進学しました。

大学のレベルは世間で言うと"まあ普通"、都内で言うと"うーん"、会計士試験の論文式合格者母集団から考えると"低学歴"、と言った感じです。

確かに低学歴だからと言って、試験に受からないとは私自身1ミリも思っていません。

ですが受かる見込みが低い試験に様々な事を犠牲にして大学生活を捧げるよりも、サークルやバイトに勤しむ決断をした彼女はとても立派で尊敬出来ます。実際に彼女がその後は充実した学生生活を送っていた事は皆さんも想像に難くないでしょう。

それではなぜこうも学歴の高い低いで合格の可能性が上下するのでしょうか。

それは端的に言うと

「ペーパーテストに受かる合理的な勉強のやり方を分かっているか否か」

に凝縮されます。

会計士試験といえども、ただのペーパーテストである事には変わりありません。

要はいわゆる高学歴と言われる人達はこれまでのハイクラスな受験戦争を勝ち抜いてきた"猛者"です。

つまりどういったやり方で勉強をすれば得点に結びつくのか、試験に合格できるのか、という事を各個人の個体値の差はあれど身をもって分かっているのです。

一方でそうでない人達。

ここでは忖度なしで発言させて頂きますが、彼ら彼女らはそもそもの勉強方法が分かっていない、又は分かった気になって得点に結びつかない誤ったやり方を行っている可能性が非常に高いです。

ただでさえこの試験の合格者の内訳は資格試験の要領を分かっている高学歴が多数を占めるのに、そうでない人達があやふやな方法で勉強を進めても受かるはずがありません。

しかし

裏を返せば、勉強方法さえちゃんと確立できてさえいれば、後は個人の努力次第でどうにかなるとも個人的には思っています。何年かかるかなどは正直その人の元々のスペックに依存する事になるのは否めませんが、合格可能性はグンと上がるでしょう。

そこで私のnoteでは"勉強方法"という一つのテーマを主軸に添えて記事を書くつもりです。

しかもその勉強方法(例えば財務会計論)は誰にでも再現性のあり、合理的だと考えられるやり方です。

次の記事では早速、各科目のやり方について踏み込んでいきます。

ぜひ、この記事等を含め、イイねなどをして頂けると嬉しいです。

では!


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