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【イタリア発!】「ポケモンGO」が架け橋に。ある”少年”との3年間のギフト交換物語。

「ポケモンGO」でつながっているフレンドの中にひとりの”少年”がいます。

彼とは会ったことないし、顔も知りません。知っていることはとても限られていて。

1、東京の某所に住んでいること
2、難病で体が思うように動かず、学校に通えないこと
3、ゲームが大好きなこと
4、高校生くらいってこと

彼のお母さんから聞いたほんの少しの情報です。

お母さんとは、クラウドワークスの教育サービス「みんなのカレッジ」で2020年6月に出会いました。

息子さんの話を聞いた時、「何かできることはないかな?元気や希望、外の世界に触れられる何かってないかな?」って思ったんですよね。

「少しでも外に出るように、夫と2人で『ポケモンGO』をやっているんですよ」と、お母さんが言いました。

これだっ!

ここからわたしたち、”少年”と”お父さん”、の交流が始まります。
「ポケモンGO」でギフトを送り合うという交流。

彼らが住む町のギフトが毎日わたしの元に届き、わたしはクレモナのポケストップで手に入れたギフトを送る。

”少年”は自宅周辺と思われる場所のギフトを送ってくれて。ギフトの種類で分かる、行動範囲が限られているんだな、って。

"少年"とギフト交換をするために、わたしは一日一回、「ポケモンGO」のアプリを開く。

"少年"からギフトが届いていると安心するし、うれしい。そんな交流が約2年、毎日続きました。

ところが。

ある日、突然ぱったりとギフトが届かなくなったのです。わたしが送ったギフトも開かない。

病気が進行して動けなくなってしまったのかもしれない。

お年頃だし、お母さんの知り合い、しかもよく分からない海外にいる人とギフトを交換するのがイヤになったのかもしれない。

「ポケモンGO」をもうやめちゃったのかもしれない。

あれこれ考えましたが、じっと待つことにしました。その間も”少年”のお父さんからは変わらず毎日ギフトが届きます。

「待っていれば、大丈夫」

何の根拠もないのですが、謎にそう思えて、私は”少年”の帰りを待ちました。

戻ってこなくても、それはそれでいいんだけど、元気かどうかが気がかり。

相変わらずお父さんからは毎日ギフトが届くんだけど、「もう戻って来ないかもしれないな」って思い始めていたある日、"少年"からギフトが!

たぶん、1年ぶりくらい。

しかもですよ、再開したギフト交換には驚く変化がありました。

都内某所の"少年"が住んでいる町以外の地域のポケストップのギフトが次々と届くんです。

確実に行動範囲が広がっている。

うれしい驚きは、まだ続きます。

沖縄のギフトが届いたんです。
すごい!3年前、フレンドになった時には考えられない行動範囲の広がりが起きていました。

トレーナーのレベルも上がっていて、音信不通だった約一年の間も、元気だった様子がうかがえます。

"少年"とのギフト交換、いつまで続くかはわからないけれど、彼がギフトを送ってくれる限り、わたしもギフトを送ろうと思っています。

まるで一緒に世界を旅をしているみたいですね、わたしと"少年"。

(つづく)

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おまけ! 2023年の振り返りをちょっとだけご紹介します。

私は”会いたい人に会いに行く”活動家です。
うれしいご縁に恵まれて、活動の場が広がり続けています。

活動の記録はInstagramで発信中。気になる方はのぞいてみてください。フォローも大歓迎です!

#会いたい人に会いに行く
#行きたい場所に行く

内発的動機付け(=ワクワク)により「会いたい人」に会うことができている2023年の活動を引き続き少しずつ振り返って、マガジンにもまとめていきたいと思います。

最近思うことは、「この2つのことに向かっていれば、間違いない」ってこと。

自分の内側から沸き起こる「〇〇したい!」がいい未来につながっていく感覚です。

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準レギュラーを務めるビジネス系Podcast 「働き方ラジオ」がライフワークです!と大きな声で公言しています

ビジネス系Podcast

様々なPodcast番組を聞くのが大好きで、特にビジネス系Podcast 「働き方ラジオ」は3年聞き続けている間に何度かゲスト出演させていただきまして。気づいたら準レギュラーになっていました。番組のプロデュースにも参画中。

ゲストをお迎えする回では、対談前の「働き方ラジオの控え室」にてミニトークで出演しています。

ではここで、今週の新着をご紹介します!マレーシア在住、ふぁん・じゃぱん代表の五木田貴浩さんゲスト回の後編です。

『#138-2 いざ中東マーケットへ。違いを理解し自分を変化させることが自己表現』

こちらからどうぞ!▼

多民族国家マレーシアで約10年ビジネスをやってきたTAKAさんが「多様性」についてどう捉えているのか伺いました。

そして、次の挑戦は中東マーケット。

TAKAさんにとっての自己表現も教えていただきました。

「働き方ラジオ」解説より


最近の活動の様子をパーソナリティと2人でざっくばらんに話している回はこちら▼

関係性作りの天才リサさんに、人と繋がり、仲間になっていくための秘訣を聞きました。バイブルである書籍「サードドア」の話も出てきます。

「働き方ラジオ」解説より

リサさんが温度の伝わる文章を書ける秘訣は、小さい頃から続けていた「文通」でした。営業に必要な提案力についても話しました。

「働き方ラジオ」解説より

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