ネットの誹謗中傷から特定までの流れ

記事を見てくださりありがとうございます。
初めまして、りさまると申します。
1年前までコスプレイヤーとして活動しておりましたが、今現在、誹謗中傷の書き込みをした人に対して弁護士を通し特定し、裁判中です。
今回、事例をもとに誹謗中傷されてから裁判までの流れを説明したいと思いますので参考になれば幸いです。   
▼詳細に関して(先に読んだ方がnoteわかりやすいかもです。)
https://twitter.com/risa_smash/status/1242028794262642688?s=20


まずはじめに
もう掲示板は削除されましたが、書き込まれた内容をピックアップしますね。

①こちらストレートに酷い書き込み。
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②いつから中卒設定になったの……?
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③圧倒的虚偽情報。イベント当日トラブルなく穏便に終わりましたよ。
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④この馴れ合いめちゃくちゃゾッとしますね。
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こんな感じの書き込みが3000件くらいありました。
パパ活とかレズとか中卒とか整形とかビッチとか、どこからそんな情報まわってくるんですかね。
私に聞いてきた人、1人も居ないんですけどね。


目次
①誹謗中傷を発見した際、行うこと
②弁護士に相談するタイミング
③弁護士の選び方
④Twitterでの誹謗中傷の特定
⑤掲示板での誹謗中傷の特定
⑥特定してから解決するまでの時間
⑦費用
⑧実際私が起訴した、起訴できるようなワード

①誹謗中傷を発見した際、行うこと
見つけたらその場で必ずスクショして
弁護士に証拠を見せないと話にならないので、自分が誹謗中傷されている書き込みや記事を
見かけたらまずスクショしてください。
私も100件近くスクショし、証拠というフォルダを作って保存してあります。
誹謗中傷の基準ですが、自分が傷ついた言葉をどんどんスクショしてしまっていいと思います。
それで私は「あ、この言葉も訴えられるんだ」ということを知りました。

②弁護士に相談するタイミング
起訴に時効があるから1日でもはやく相談して
誹謗中傷をスクショしたらすぐ弁護士に相談してください。
掲示板の書き込みに関して、訴えられる時効というものがあります。
携帯会社のキャリアによって異なりますが基本的に3ヶ月過ぎてしまった書き込みは特定が難しいです。
私はキャリアSoftBankの書き込みに対しギリギリ時効が間に合わず、訴え損ねました。
とても悔しかったです。訴える際は早めに弁護士と契約することをお勧めします。

③弁護士の選び方
レスポンスの速さと波長、できるだけ会って相談して
今回初めて弁護士と契約をしたので誰が良い、というのはお答えできかねますが私の場合10人ほど誹謗中傷に強い弁護士を探し「何故こうなったのか」という説明をPDFにした資料、証拠写真を数10枚送り、対応やレスポンスの速さで決めました。
一言で難しいという弁護士もいれば相談は無料なので一度会って話を聞きたいと言ってくださる弁護士もいらっしゃいました。
私が今お世話になっている弁護士を選んだ理由は、レスポンスの速さ、起訴できる自信の有無、契約~解決までの詳細スケジュール共有、金額に関して話してくれたので即決しました。
※弁護士を教えて欲しいという声をいただきます。こちらに関しては弁護士が繁忙期という理由からお答えできかねます。申し訳ございません。
スクリーンショット 2020-04-03 21.12.32

④Twitterでの誹謗中傷の特定
知り合いならすぐ訴えられる
前職の部下がTwitterで私に対する虚偽情報を発信し、それが500RT以上拡散されました。
内容については最後の方に掲載します。
Twitterは窓口が海外なので特定するのにとても時間がかかるそうで、私はたまたまリアルの知り合と断言していたので裁判を実行でき、相手が罪を認め、賠償金を支払っていただきました。ですが、解決に至るまで10ヶ月ほどかかりました。

⑤掲示板での誹謗中傷の特定
道のりは長いが必ず特定できる
メインはこれです。
掲示板にて友人と2人でのスレを立ち上げられ、何10枚もスクショした書き込みの中から訴えられるものを抜粋し、特定に至りました。今はそのスレは消えています。
匿名の特定及び裁判が長くなる理由は、STEPが多いからです。
▼STEP
1.掲示板の管理人からIPアドレスを公開してもらえるように管理人本人と裁判を行う。
2.キャリアから個人情報の開示をしてもらうようキャリア会社と裁判を行う。
3.情報が開示されたら個人と裁判を行える。
掲示板から特定までの順序は説明が長くなるので別途記事にて詳しくお伝えできればと思います。スクリーンショット 2020-04-03 21.15.47

⑥特定してから解決するまでの時間
1年以上かかるけど諦めてはいけない
Twitterで部下の訴訟に関しては10ヶ月で終わりましたが、匿名となると1年以上かかりました。
1年経ってやっと書き込んだ人を特定し、第1回目の裁判を行ってます。
何故こんなに時間がかかるのかというと裁判は基本1か月に1回しかできないのとだいたい第4回くらいまで続いてしまう、それが掲示板の管理人、キャリア会社との裁判も行ってきたからです。
ここも別途記事で上記のようなイラスト等使って分かりやすく説明できればと思います。

⑦費用
毎月5,000円で分割してます
弁護士費用は自分でも把握できないくらい多額な金額です。
130万くらいはかかっていると思います。
ただ、私は年収などの関係で法テラスの審査が通った為、毎月法テラスを通じて返済してます。
法テラスに関しても別途記事で説明させていただきます。
それでも賠償金は1人あたり180万前後で請求、だいたい和解を求めてくるので和解で50万前後になったとしても訴えれる人が複数いればプラスになると思います。
私はTwitterの部下1人、掲示板書き込み3人の計4人訴えていますので、和解で30~50万になったとしても出費としてはあまり痛くありません。
ただ、和解は最悪の手段です。基本的には全額払っていただくよう志願しております。

⑧実際私が起訴した、起訴できるようなワード
こちらに関しましては、このまま公開してしまうと起訴できるギリギリラインの誹謗中傷が増えてしまうと思い、ここからは有料にさせていただきます。実際の書き込まれた内容を写真として添付いたしますので全体公開はできないと判断いたしました。申し訳ございません。それでも気になる方のみご購入ください。

⑨実際に起訴した掲示板内容を公開しております

正直、前回の出来事が原因でコスしにくい作品や繋がりたいのに表で繋がりにくい人達もます。

自分の好きな趣味を再開しても、誹謗中傷の書き込みを特定して訴えても、全てが元に戻るわけじゃないということを知って欲しいと思いました。

次回の記事は質問の応答含め掲示板の訴訟をもっと詳細に、法テラスについて説明できればと思います。

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