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【プロジェクト紹介】 熊谷うちわ祭りでの実証実験に参加して

立正大学データサイエンス学部3年 小花 透之晴(観光・不動産データ解析研究室)

この夏に学生が参加した『熊谷まちなか再生エリアプラットフォームの実証実験』についてお伝えします。

 僕たち,観光・不動産データ解析研究室のメンバーは,7月21日と22日に開催された熊谷うちわ祭りで,ものつくり大学の学生と一緒に,一般社団法人熊谷まちなか再生エリアプラットフォームの実証実験に参加し,活動を行いました。今回のnoteでは,この活動の体験談をお話ししたいと思います。
 熊谷うちわ祭りは江戸時代から行われている由緒のある祭事で,12台の山車・屋台が熊谷囃子とともに市街地を巡行する様子はその絢爛豪華さから「関東一の祇園」とも言われています。祭りが最高潮に達する「叩き合い」はなかなかの迫力です。コロナ禍の影響もあり,過去3年間は中止や縮小が続いていたのですが,今年は天候にも恵まれたこともあり,多くの人がお祭りに集まりました。

熊谷うちわ祭りの「叩き合い」の写真

 実証実験においては,物品販売(チュリトスとアイスなど)を手伝いながら,来場者に対し,お祭りの満足度,お住まい,交通手段や1人当たりの消費額を調査することを目的としています。
 初日の活動は慣れないこともあり,うまくいかず,回答数と売上ともに,とても少ない状態で終わってしまいました。これではまずいと思い,メンバーで改善案を話し合いました。その結果,2日目からはインタビュー形式で聞くことを中心としたり,販売する位置を変更したりすることで,見違えるほどの結果が得ることができました。

熊谷うちわ祭りの様子

 また,最初はぎこちなかったメンバー同士の人間関係もこの2日間を経たことですっかりスムーズになり,お祭りが終わるころには仲良くなりました。有意義な経験ができてよかったです。
 今回の実証実験の結果から,うちわ祭りに限らず,熊谷市の地域活性化のための方法を考えたいと思います。熊谷市には,ラグビー,花火大会やさくら祭などの豊富なコンテンツがあります。このようなコンテンツをより充実させるための方法を考えたいと思います。
 最後になりましたが,一般社団法人熊谷まちなか再生エリアプラットフォームと,今回の調査に快く協力していただいた来訪者のみなさまにお礼を申し上げます。

実証実験に参加したゼミ生での集合写真

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