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抜髄と歯の予防ケア

人生において健康な歯は、ここで述べるまでもなく重要だ。
歯の予防ケアと数年前の抜髄に怯えた自分に向けて。

歯の神経治療をした経緯

数年前、奥歯がズキズキ痛み、歯医者に駆け込んだ。
「神経抜くしかないですね」と半笑いの声で言われ、あまりの衝撃にすぐ判断できなかった。
歯は 24 時間ずっと痛むでもなく、夜になって「忘れるな!」と言わんかのようにズキズキ痛みだした。
歯の神経 (歯髄) を抜くことを、抜髄と言うらしい。
「ばつずい」。なんておどろおどろしい響きだと思いませんか。
私は毎晩のようにズキズキ痛む歯に怯え、半泣きで神経治療の体験談をネットで漁り読んだ。

歯の治療は後戻りできない。

以前に親知らずの治療をした時、行きつけの歯医者で、「(根が深くて) これは僕には無理だから紹介状を書く」と行ってもらい、総合病院で抜歯した。
総合病院のその歯科医はとても良い先生で、スポッと抜けない私の根深い親知らずを適切に抜いてくれた。その先生は今でも人生でお世話になった人ベスト 5 に入る (かもしれない)。

抜かれた自分の歯を見て、しみじみと思った。
近所の歯科医が無理せずギブアップしてくれて良かったと。

そんな経験があって、今回神経治療に至るとしても、私の大事な歯髄をあの半笑い歯科医に任せられないと思った。
「失敗しちゃった。あはは」というわけにはいかないのだ。
目隠しされて口開けて横になった状態での説明。身体を起こした時にはいなくて「え、あの説明だけ」と思ったのも気になっていた。

セカンドオピニオンも兼ねて、外科治療の経験が豊富な歯科医を選定し、受診した。

結果的に、神経治療に至ることにはなったが、その前に歯のケアなどできることをできる限りしてくれて、半年くらいは後のばしすることができた。
現在もその歯科医を信頼して通っている。
歯科医がコンビニと同じくらいあると言われる時代。歯の治療は後戻りできず、長期間ケアが必要なものだけに歯科医の選定は大事だ。

実際に歯髄を抜いてどうだったか。
まだ数年しか経っていないが、特に日常生活には影響はない。(いつかは割れたりするのかとそれは恐怖でもあるが、普段は忘れる程度だ)
ただ被せがやはり天然と人工では異なるのか (人工は天然には敵わないのか)、抜髄した歯の部分が食べ物が挟まりやすくなって、それは少し不便には感じている。

定期的な受診が重要

あの怖い思いをしてから数年。
※神経治療にも何度も通って時間もお金もかかった。。

今は三ヶ月に 1 回受診して、歯科衛生士さんに歯石をとってもらっている。

予防治療が何より大事。

虫歯のなりやすさは遺伝性もありそうだが、私の歯も毎日複数のアイテムを使って頑張って磨いでも、それでも磨き残しがある。
なので、プロによるメンテナンスが必要。
信頼できるかかりつけの歯科医を見つけて、健康診断と同じくらいの重要性で今後も定期受診していきたい。

美味しくご飯を食べたい

歯の予防ケアを行う目的として、あの怖くて痛い治療をもうしたくないというのももちろんあるが、食事は毎日のことなので、少しでも長く自分の歯で美味しいご飯を食べれるようでありたい。

歯科受診は正直あまり心地良いものではないけれど、美味しいご飯を食べるために心を無にして定期受診する。

※実を言うと、三ヶ月毎の定期受診が前回インフルエンザ罹患時と重なってしまい、キャンセルとなった。
毎回治療時に「次回は x 月 x 日」と決まっていると強制力が発生して行くのだけど、改めて予約するのが億劫で、とっくに体調は回復しているのに予約を怠って数ヶ月経ってしまった。これを書き終わったら予約する。

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