始めまして。和合実(わごうみのる)と言います。これが初めてのnote記事です。まず、自己紹介させて頂きます。

私は現在61歳です。還暦を迎えたころから、仕事とは関係なく、「何か世のためになることをしたい」と考えるようになり、人の幸せに貢献したいと思い、著書『利他の功し』(「りたのいさおし」)を出版致しました。

この著書のメインテーマは「利他」で、サブテーマは「心の立替」になっています。この二つのテーマを理解し、身に付けて行動しますと、必ず幸せになれると、私は自らの体験を踏まえて確信しています。

特に、ここで言うところの「利他」とは何かを、このnoteの場を借りて発信していきたいと思っています。一人でも多くの方に利他を考え理解を深めて頂く機会を提供し、幸せな人生を歩んで頂くためのよすがになればと思っております。

私の本業ビジネスは、収益不動産のコンサルタント業と大家業です。講演や執筆もしてきました。収益不動産に関する著書を5冊出版しております。『収益不動産所有の極意』、『出口からみる収益不動産投資』、『一目瞭然!数値で発掘収益不動産』、『知れば得する収益不動産』、『「収益店舗」所有の極意』です。

そして、6冊目の最新刊が収益不動産とは全く関係のない、先に記した『利他の功し』です。すべて清文社から出版されています。

「不動産」って、何かわかりますか?最も身近な不動産は何かと言いますと、ご自宅の家や土地です。戸建て住宅やマンションがあります。そのほか、アパート、ビル、倉庫、店舗、ホテル、駐車場も不動産です。

そして、それらの不動産を賃貸すれば家賃(賃料収入)が得られますね。すなわち、自らが住んだり、使用するのではなく、人に貸して家賃を得られる不動産が収益不動産なのです。私はこの収益不動産の専門家(プロ)です。

私の職務経歴は、国税局→大手建設会社→独立開業です。国税局(税務署)では主に調査を担当していました。いわゆる、国税調査官です。建設会社では、主に土地活用の提案型営業をし、マンション建築等の工事受注をしていました。

建設会社では営業成績も常にトップクラスでしたから、当時最年少の42才で部長になりました。しかし、上司と馬が合わず、たった1年で降格の憂き目に遭いました。今思い返しますと、そこが人生の分岐点とも言えます。それは私にとっての試練でした。そのことに気づき、その試練を乗り越えた先に、私は普通の会社員では考えられないことを経験させて頂きました。

それはまさに、人生が拓けていったとでもいうべき出来事でした。その時の時代背景や、私が仕事を通して積み上げてきた経験がすべて生きる形で、収益不動産に出会い、それをビジネスの中心に据えたとき、講演や執筆、出版につながり、最終的には、その専門家として独立することになったのです。

収益不動産に関する著書を出版していましたので、私の顧客の8割以上が著書の読者でした。その顧客を収益不動産で成功に導くのが私の仕事と思ってビジネスを継続してきました。

その結果、会社員や公務員をされていた人の中にも、40代50代で早期リタイアされ、家賃収入のみで生活が成り立つ人が続々と現れました。すなわち、毎日勤めに出なくてよい経済的自由を手に入れられたのです。中には数億円の純資産を築かれた人もいます。

私は顧客向けにビジネスをするだけでなく、自らも収益不動産を購入し、先の顧客と同じように大家業だけでも生活が成り立つようになりました。

そうなりますと、仕事の量もコントロールできますし、金銭的な欲望や物欲も小さくなります。仕事に対する達成感もあり、還暦を迎えて、社会貢献を考えるようになりました。

振り返りますと、人生いいことばかりではなく、また悪いことばかりでもありませんでした。つらかったこと、悲しかったこと、苦労や失敗もたくさん経験しました。でも、そのすべてが今につながっていると感じます。無駄ではなかった思えます。いいも悪いもすべてが糧になって、今の自分がいるのです。

若い時には、わからなかったことが年を重ね、器が大きくなってきますと、見えなかったものが見えてくるものがあります。世の中には法則(ルール)があります。人の生き方にも法則があり、幸せになるためにも法則があると思えるのです。

その幸せになるための法則が「利他」にあると、私は確信しています。それを伝えていきたいのです。幸せを感じる人を増やしたいからです。利他の意味するところを理解して頂きたい人の年齢層は広いのですが、ここでは特に若い人に届けと思って書いていきたいと思っています。 和合実



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