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映画メモ50「ラブ・アクチュアリー」

クリスマス映画、私史上No.1。
古い映画だけれど、愛の形は
本当にたくさんあって、
そしていくつになっても慣れることもなく
いつだって右往左往してしまう。
そんなことがしみじみと描かれているように感じる。

愛する技術を学ばずに上手になることなんてないだろ!
と言ったのはフロムか。


私は愛され慣れないせいか、いつも疑ってしまう。
きっと愛されてると思うんだけど
自信がない。
「親にも愛されない自分が他人に愛されるわけなくない?」
そう思ってしまう。
反射的に。

自分が親として子どもを何も考えずに
反射的に愛しているので、余計にひどくなったとも言える。

愛され慣れなくても、私はたくさん愛したらいいんだよね。

というわけで、愛がいっぱいのこの映画を観ていると
幸せな気持ちになる。

「クリスマスは愛と赦しの季節!」
ずっと私はそう言っているけれど、時期的なものもあるのかもしれない。
年末じゃん?
1年の総括してると、
赦すから赦してえええええ!
みたいなことだらけじゃない?

「そんなもの、ここにはないよ」っていう人は
別にいいけど、若さゆえの過ちであろう、
若いっていいよね(羨ましくはない)。

随所に「イギリス映画なんですよ」という感じなのも好きだ。
ヒュー・グラントがまた。
イギリス映画なんです感といえば、私の中では
「ノッティングヒルの恋人」

ラブコメなんだけど、友達や家族が秀逸。
ラブコメとか興味ない息子が嫌々見たけど
「すごくいい映画じゃん」
となったので、ラブコメ嫌いでも見てほしい。

まあそもそも、名優しかいないこの映画。
「けっ」と言わずに見てもらえたら。
Love actually, is all around.

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