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「下の子がハイハイしないので見てほしい」というお母さんがいらっしゃいました。

先日、「下の子がハイハイをしないので先生に見てほしい」ということで11カ月の赤ちゃんを連れていらっしゃったお母さんがいました。

いろいろと発達をみせてもらうために赤ちゃんと関わること4,5分。

原因は2つ、と直感しました。

そのうちの一つが、マイナスイメージの暗示です。「ハイハイしない」「ハイハイしない」の大合唱に囲まれてマイナスイメージを赤ちゃん自身が自分から作りだしている、という事実。お母さんのことばは暗示と同じです。赤ちゃんは無意識のうちにお母さんからかけられた言葉を頼りにセルフイメージを作っていきます。だから、マイナスのことばは一切避けないといけません。

お母さんが「ハイハイしないね~」と声をかけて赤ちゃんと向き合っていたら、赤ちゃんは「ハイハイしない自分」を現実に作り出してしまうのです。意識と現実においては、意識(イメージ)が常に先にある、ということです。

「○○ちゃん(赤ちゃんの名前)、今日は○○ちゃんに会えて嬉しかった。生まれて来てくれてありがとう。○○ちゃんは、もうすっかりおすわりが上手になって、こんなに身体もしっかりとしてきたね。自分の足をいっぱい突っ張って動かしてハイハイするよ」

と、心の中であかちゃんに伝えました。

すると、赤ちゃんは「にこっ」っと笑って返事をしてくれました。このやり取りをお母さまは気づかれていませんでした。赤ちゃんとは、言語ではなくイメージや波動を使ってコミュニケーションがとれます。動物たちもそうです。

翌日、お母さんからこのようなご報告がありました。

「先生、昨日帰ってから、なんと自分からハイハイをしてみようという感じで、少し、足を突っ張って、動かし、そのうちハイハイが出来るようになったので驚きました」と。

「イメージが現実を創っている」ということの理解がもっと世の中に広まればいいのに、と思う昨今です。

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