夢がなくても生きていける。就活で悩んでいる人も、周りを見れば案外そういう人ばかりかもしれない。

みなさんは幼い頃からの夢ってありますか?

夢があって、その分野が学べる学校に行ったりして夢を叶えたという方も沢山いらっしゃると思います。

努力してやりたい事が出来る未来を切り開いていく

それは素晴らしいことだと思いますし、尊敬します。

私には夢がありません。

小学校では将来の夢について考える時間があったり、
夢を叶える為にどのようなことをしていったらいいか、

高校生だと、どんな大学に行けばいいか
考える授業があったりします。

その中で、夢を持つことの大切さを教えられ、

いつの間にか夢に向かって頑張る事を

強制されているように感じる日もありました。

夢ってなんだろう、
将来やってみたい仕事ってなんだろう

考えれば考える程分からなくなって、

何度も考えることを放棄しました。

自分が将来仕事をするっていうイメージも出来ないし、

仕事をするとこで、やりがいを感じ、

生きる意味に繋がるとか言われても

よく分かりませんでした。

実際、私の周りの大学生も
夢なんてないという人が多いです。

専門学生なら、その専門の職種の資格を取る為に
行っていたりするので夢がある人が多いでしょう。

ですが、一般の特に文系大学だと、

とりあえず大学を出ておきたかった
という人も多いです。

そして就活の時に

自分は何をしたいんだろうととても悩みます。

私もその1人でした。

でも大丈夫です。


なんの夢もなく就活する大学生はほんとに多いですし、
みんながはじめての就活なんです。

もし夢があったとしても、いざ仕事を始めると
こんなはずじゃなかったと思う方もいます。

ですが、夢がない私たちは

夢への情熱に左右されることなく

客観的に自分の性格を自己分析し、

福利厚生を比較したり、

社員の雰囲気を見たり、

業種に縛られず、

沢山の会社を就職先の候補に入れることが出来ます。

これはある意味メリットになるのではないでしょうか?

夢がなかったからこそ


私は色んな業界のお話を聞いて、

将来を想像したり、

そんな仕事があったのかと勉強になったり、

沢山の人事担当の方と話す事で

自分はこんな雰囲気の会社に惹かれるのかと
新たな発見があったりしました。

沢山の方々と話している中で、

私と同じように
夢がないまま就職し、

転職をして今の会社にいる
と話して下さった方もいました。

今は転職もできる時代。

1回選んだ道が間違っていても、

もう1度他の道でチャレンジし直すことも出来るんです。

夢がなくても大丈夫です。

私たちは、私たちの進みたい道に進んでいったらいい。

もし間違った選択をしてしまったとしても
正解の道をもう1度選び直せる。

周りから見て間違った選択でも
自分の気持ち次第で正解になるんです。

世の中には夢がない人ばかり。

でも、夢がないことは悪いことじゃない。

別の視点から捉えると、

沢山の選択肢の中から自分に本当に合った
道を探せるチャンスなんです。

私と同じように
自分と向き合う事を放棄し続けてきた人にとっては、

きっと自分の意思が分からなくて
苦しい気持ちになったり、

いくら考えても分からないと
また考えることをやめてしまいたくなるかもしれません。

それでも、食らいついて

自分はこれからどんな未来を描いていきたいのか、

今どんな事が嫌で、どう変えていきたいのか、

何をしているのが1番楽しいのか、

どんな人といる時が、

どんな場所が居心地がいいのか

など、色々な視点から自分を理解していってみてください。

きっとどこかで、ふと自分のことが少し理解出来る時が来ると思います。

少しでもあなたの未来が

あなたのなりたい未来になりますように。

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