見出し画像

美容師の働き方

今回はいつものご紹介とは違い”美容師”としての働き方
についてお話しさせていただきます。

今から20年ほど前の美容師業界はとても大変だったと聞きます。

朝早くから朝練をし、営業中は先輩に叱責されるだけではなく
場合によっては邪魔者扱い。夜は夜中まで練習。そしてまた朝、、、と

こんな毎日が続いていたとよく聞きます。

今思うとめちゃくちゃ大変だなと思います。
2日でやめちゃうと思いますww

そんな古き良きの考えがまだ少しはあるというものの
10年ほど前からちょっとずつ改善されつつあります。

10年ほど前からは夜のMTや練習も日を跨ぐ前には
帰らせる動きが出てきました。

斯くいう私が始めた当初も地域ではまだどちらもありましたが、
私が最初にお世話のなったサロンでは23:00までには
お店を出る流れが主流でした。

人間関係の悩みは尽きないというものの、以前に比べて従業員同士の
仲も深まっているように感じます。

もちろん退職理由な中で、今でもダントツに多いのはやはり
”人間関係”です。
これはどこの会社にもあると思いますが、、、

特に私たちサービス業は従業員と共にする時間が1日の大半をしめます。

その中で先輩後輩同期、従業員同士の仲が良ければ多少時間が
長かったとしても耐えられるような気がします(私は)

しかし逆にめちゃくちゃ仲悪くて居心地の悪い職場だったら
1時間でもきついですもんね。

また、日を跨ぐ前に解散できるためその後の時間も有意義に
使うことができます。

場所は限られますが、食事に出かけることもできます。
もちろんそれ以外でも昔に比べると各々時間の融通がきくように
なりました。

そしてここ近年ではもっと従業員ファーストの企業が
多くなってきたと感じています。

例えば朝練。こちらも完全に自主的でやってもやらなくても。
というサロンも増えてきました。

また、技術練習も営業後ではなく営業中にお客様にうつらない
場所やスタッフルーム等で行い、先輩が見る。
=営業終了後にササッと帰ることができる。

美容師という仕事でありながら他の業種の方より早く帰ったりも
できる時代になりました。

以前ではお休みの日を使い講習、セミナー等に参加するのも
当たり前で休みもあってないようなものでした。

でもそれってやはり本人のやる気が必要ですからね。

”上手になりたい””この人から教えてもらいたい”

という気持ちがあって行くなら別ですが今の子達はやはり、
プライベート重視ですからね。

サロン開業、独立でも以前のようにハングリー精神を
持っている方も減っているように感じます。

以前ではやはり”独立”を夢に辛い毎日を乗り越え
いつかは何店舗も構えていいお家に住んでいい車に乗って、、、
みたいな夢を持っている方が多かったように感じます。

しかし最近ではコロナの影響もあり、独立への恐怖心だけでなく、
会社を大きくしたいと思う方も減ってきました。

コロナ禍を機に廃業したサロンもたくさんあります。
やはりそう言った世界状況も皆様の行動にセーブをかけているようです。

こういった流れから20年前、10年前、最近と。
美容師の働き方もだいぶ変化しました。

もしかしたら美容師に限らず様々なサービス業の働き方が
変わってきているのかもしれません。

その中で生き残って行くための美容師としてこれからは
仕事に取り組んでいきたいなと思います。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?