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今年初演されたばかりの現代曲、高橋通「雨の情景」~5つの小品~

佐藤幸子さんのピアノライブ振り返り。3曲目は日本人の作曲家、高橋通さんの「雨の情景」~5つの小品~。今年、佐藤さんの演奏で初演されたばかりの現代曲です。

当初のプログラムには入っていなかったこの曲。プログラムのどこで弾こうか佐藤さんとしても迷われたそうですが、静かに終わる曲なので、最初でも最後でもなさそうということで、中盤に弾いてくださいました。

作曲家の高橋通さんはお医者様でおらます。大変頭の切れる方で、演奏に関してもも厳しいのかと思ったところ、「好きに弾いていいから」と優しい言葉をかけてもらったそう。

この曲は5つの曲で構成されていますが、4曲目が一番難解で、日本の抒情歌「雨」に和文モールスのリズムを当てはめて構成されています。和文モールスとはモールス信号のことです。5曲続けてお聞きください。


高橋通「雨の情景」~5つの小品~

1. 夕暮れ時の雨
2. 気まぐれな雨降り
3. 雨降りのショパン
4. 遊びに行きたいけれど
5. やがて晴れる

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