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ノスタルジー残る波浮港

私の大好きな地区波浮港。
大島の南部に位置する港です。
港を散策するとどこかノスタルジー感じる雰囲気を味わえます。
今回はそんな波浮港をちょこっとご紹介します。

メイン通り

火山地形を生かした港は湾になっており風待ちの港とも呼ばれています。9世紀前半のマグマ水蒸気噴火によりできた火山地形、噴火当時は「波浮の池」と呼ばれ火口湖だったそうです。そこから大地震の際に起きた津波で海と繋がったりして1800年波浮港として開港。

伊豆大島ジオパークより

ここに港を作ったのには地形だけでなく地理的な理由もあります。
遠洋漁業で東北方面に出る際の中継地点として非常にちょうどいい場所に。
また大島から20kmなんかした場所にある大室ダシと呼ばれるはいい漁場もがありました。
その二つの理由も重なり昭和初期には銀座より地価の価格が高かった時もあるそうです。
今も古くからの残る立派な建物からその様子も伺えますが写真を見るとこの船の数。
人が通るのもやっとというほど人が賑わっていました。

伊豆大島ジオパークより

観光でお越しの際はぜひ踊り子坂の階段を登って散策してみてください。
上から見下ろす港と海の青さは一軒の価値ありです。

踊り子坂途中
海辺

少し足を伸ばして波浮港見晴台へもぜひ立ち寄ってみてください。
ずーーっと見てられるいつまでも残していきたい景色です。

波浮港見晴台

火山地形を生かして開港、漁業だけでなく文化人なども訪れ文化や生活も発展してきたストーリーを知るとより好きになる波浮港です。
港のフォトジェニックな町並みは写真好きにもおすすめです。

ではまた。
かんちゃん

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