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勤め先の環境について

勤め先の環境について、二点書く。

僕の勤めている職場では恐ろしいことにチャットの性能が低い。どういうことかというと、メッセージを送信しても、おおむね2割ぐらいの確率で送信に失敗する。何十秒、あるいは何分もかかった上に失敗する。しかも時折そういう状態が一時間も続いたりする。

唖然とするのは、そういう状態がもう数年間続いているということだ。誰も問題視していないのである。どう考えても仕事の生産性は下がっているのだが、別にみんな「まあいいや」と思っているらしい。本当に驚愕するべきことだと思う。僕の感覚では、正直なところこれだけで一揆を起こすに値する劣悪環境だ。

でもよく考えてみれば、おかしいのは僕の方なのかもしれない。別に仕事の生産性がどれだけ下がろうが、毎日きちんと定時まで勤めていれば給料は出るからだ。だから確かに問題ないと言えば問題ない。そういう意味では僕は異常者なのかもしれない。

もうひとつ異常なのは、ファイルサーバーもクラウドストレージも存在しないということだ。それだと困るので、各部署が勝手にNASを買って、サーバールームではなく、机の上にポンと置いて使っている。地震が起きたら壊れて失われかねない。でも「まあ、いいや」ということらしい。なかなか素敵な環境だな、といつも思っている。

そういう我が社は、じつは名前だけならとても有名なところだ。名前だけじゃなくて実質も伴っていたらな、といつも思う。