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不安定な自分を味わってみることにした

アメリカに来て今一番感じることは正解がないこと。

もちろんまったくないというわけじゃないんだけど、本当にニューヨークには肌の色も髪の色も服装も考え方も全然違う人がいて、それぞれ自分の信じているものを人と比べない。

そんなところに来て、普通がなにか、正解がなにかわからなくなってしまった。


今まで人と比べて、人との境界で自分の輪郭を作ってきたんだなあ。と感じる日々。

そういうつもりじゃないように心掛けてたつもりだけど。


誰に好かれたいんだっけがわからなくなってしまった。

何がおしゃれなのか、どういう体型がいいのか、なにがかわいいのか、何がしたいのか、どういうものを幸せだと思うのか、がわからなくなってしまった。

自分が心地よい、幸せと感じればそれでいいはず、なんだけどもなぜか正解がないことがめちゃくちゃ怖い。


普通も正解もない生活は、ふわふわしていて足元が定まってなくて、他人との境界がなくて自分の輪郭がないように感じてしまう。

輪郭がない自分だと存在意義がわからないところが怖いのかもしれない。

でも輪郭がない自分が向き合うことが怖いけどなぜかちょっとワクワクもしていて向き合って見たくなった。


そこで今メインでやっていた仕事をやめて、人から役に立つことをしていないと不安に思う気持ちも、常に成長していないと焦ってしまう気持ちも、自分のこうありたいも、こうあるべきも全部手放してみることにした。


思いっきりこの不安定で輪郭のない自分を味わってみたい。

全部手放して自分で自分を輪郭作って見たい。


ちょっとワクワクドキドキしているのでポエムだけどこの気持ちを残しておくことにした。

とかいって明日ずっとゴールデンカムイを読んでいる気がします。

まあそれもいいよねw


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