他人の人生ではなく、自分の人生を生きる

皆さんお久しぶりです。佐藤です!

先日付き合いのあるヘッドハンターと食事に行ってきました。

彼とは4年ほどの付き合いになりますが、この日ほど目に見えて落ち込んでいたのは初めてでした。

何があったのか尋ねてみると、内定の承諾をもらった候補者から断わりがあったそうです。

それ自体は珍しいことではありません。
彼自身も同様の経験は何度かしているはずですが、今回は相当堪える案件だったようです。

中小企業にお勤めの30代 部長職の方。
創業のタイミングでジョインし、以降会社の成長に大きく貢献してきた。
コロナ過による会社の経営危機により賞与が支払われず、年収が大幅に下がったタイミングでヘッドハンティングの連絡があった。
会社は好きだし、部下を見捨てることもできないので断るつもりだったが、提案先の会社の将来性に惹かれ社長面談に進むことになった。
そして社長面談で意気投合し、大幅年収アップのオファー提示を受け転職の意思を固める。
だが、その後現社に退職の意思を伝えたが、社長からの強い引き留めを受け、現社に残る決断をした。

ヘッドハンター曰く、転職がまとまらなかったことよりも、転職をした方が本人にとって良い未来を築けたはずなのに、どんなに説得をしても翻意させられなかったことが悔しいとのことでした。

彼の立場になって考えたらこれほど歯がゆいことはないでしょう。

グロービス経営大学院が運営する「GLOBIS CAREER NOTE」というサイトに、今回の候補者の心に響くであろう言葉が記載させていました。

https://mba.globis.ac.jp/careernote/career/

「他人の人生ではなく、自分の人生を生きる」
「自分の中の『ワクワク』に耳を傾ける」

GLOBIS CAREER NOTE

この二つの言葉に尽きると思います。

どれだけ社長や部下との絆があったとしても、他人であることには変わりありません。

他人の為に、新天地への期待も未来もすべてを不意にしたのです。

上記の記事にも記載がありますが、

➀人材確保は会社の仕事
➁あなたは会社の所有物ではない
➂自分の人生は自分で決めるもの


自分が辞めたら会社が立ち行かなくなるというのは大きな勘違いです。
自分のキャリア、自分の人生の舵は自分で取っていかなければいけません。





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