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かつて人のそばにあった物の息吹〜古漆展に行ってきました

こんにちは、弥生です。
岡山県でリユース品を中心にWEB販売をする「えこわっか」をやってます。
出張買取から古物市場での売り買いなど、素人に産毛がふんわりな状態で日々お仕事をしています。
よろしくお願いいたします!

昨日・一昨日は色々バタバタしてまして、ちょいとだけ大変な二日間でした。

で、今日は元々遠方遠征で仕入れにいく予定だったのですが、すわ伝染病感染か?!と思うようなあれこれもあり。
色々と予定をキャンセルしまして、朝方薬局に飛び込んで、あの感染病の検査。
富永薬局で1500円で検査キットありましたんで、しっかり検査で陰性を確認してから仕事に繰り出しました。

まだまだ油断はできないものですね。
皆様もお気をつけて。
とりあえず、私は元気ですが、しばらくマスクつけて人にお会いするようにします!

今日は、いつも骨董系の市場でお世話になっているお友達の展示&即売会でした。

その名も「古漆展」。

200点の漆を集めた、骨董弥勒さん主催の展示即売会です。
素朴で愛らしい書家さんの看板。
美観地区という立地と、新渓園の素晴らしいロケーション。

玄関入って、「こんにちはー!」と田舎娘丸出しの元気な挨拶をしてお訪ねさせていただきました。
いや、叩きのある玄関あったら、ひょいと覗いて挨拶しますよね!?ね?!

伺ったのが終わりごろ!
いいものはかなり早く売れたみたいで、姉さんに会いたいがために遊びに行った私はすごく嬉しかったw

残りの展示物も見させてもらって、色々と可愛い漆器にニマニマでした。

ハレの日のために作られたのであろう、細工の美しい漆器。
丁寧に手入れをされ、トロンとした漆の質感と光沢が生き返ったお盆たち。
残念な私が見ても「これは古い、でも多分すごい!」みたいなことだけはわかる、素敵な旧家品。

ふっと手に取りたくなるような漆器たちが、たくさん並んでいました。
人の手のそばで息づくことを待っているような古い器たちは、姉さんの人柄のように暖かい。

古い物で終わらせずに、価値のあるもの・ないものだけで終わらせずに。
長く受け継がれて、残ってきたものたちを姉さんが愛していることが伝わってきました。
素敵だなぁ、やっぱり姉さんが大好きだなと思いました。

もちろん、商いなので儲けることはすごく大事なことです。
でも儲けることだけ考えていたら、いつの間にか古物商である私たちができる仕事が狭まっていくようにも思っていました。

人気のトレンド品も大事だし、私も買えれば仕入れる。
でも、トレンドばかり追いかけると、古物商だからできる「古くて良いものを人の手に戻していく」仕事ができなくなるよね、とも思っていました。

姉さんは、そういう「古物を扱う人だからできる仕事」をすごく丁寧に、膨大な勉強をして取り組んでいて、めちゃくちゃ格好いいんです。

色々あって、わちゃわちゃな数日だったけど。
姉さんの展示会に行けたから、全部okです。

いつか一緒にやろうね、って言ってくれたのがとても嬉しかった。
やるやる。まじでやる!!
その日のために今から、お皿いっぱい集める!!笑

これからも、仕事を続けるためにリユース品と、私が好きで皆の手元に残したいお皿たちの二本立てで商いを長く続けていけるよう頑張りたいと思います。

明日からも頑張りますw
よろしくお願いします!

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