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イチローさんの言葉

昨晩のことイチローさんの
だいぶ前の雑誌でのコメントを
ふと思い出した

Number976号より
「同じ言葉でも、誰が言っているかによって意味が変わってきます。だから、まず言葉が相手に響くような自分を作らなければならないと考えています。今は言葉を発することが先になってしまっている時代のように見えますが、言葉を発する前に、まず自分を作れよって思います。そうすれば自分なりの言葉が出てくるはずだし、人が聞いたときの伝わり方がまったく違ってくるはずです。だからまずは黙って、やること。言葉を発するのはそのあとでいいんです」

いつだって
イチローさんの発言は賛否両論

好き嫌いもあるだろう

この記事を見て当時の私の
脳裏に浮かんだことがある

ろくに義務や責任も果たさず
自己過大評価と自己主張と
承認欲求が先行する老いも若きも
私も含めた現代人達

記事を読んでから年月は経った
だが どうだろう?

どれだけ科学が発展しても
どれだけ世界が進化しても
発言した内容と
発言した人物が
伴っているか否かを
求められることは
変わりはしないだろう

いやむしろ…である

『何を発言したかではなく
 誰が発言したのか?』

世間でも会社でも家庭でも同じ
なぜ円滑にいかないかを
省みなければ何も始まらない

明らかに間違ったことが
まかり通ってしまう世の中

何故か正論が跳ね返される
こんな世の中

これに潜在するのは
影響力と説得力

発言者や自分に内容に
見合った説得力があるのか?
つまり『自分は何者か?』を
本当の意味で知らねばならない
そして鵜呑みにしてもいけない

『何者』でもない者の発言に
右往左往してはならない
『何者』でもない自分の発言に
多くを失う覚悟を持たねばならない

忘れてはならない
我々は『何者』でもない

他者に影響を及ぼしたいのなら
『何者か』になりたければ
義務を果たさぬ自己主張の前に

『まずは黙ってやる』

自分が何者かを決めるのは
自分自身ではないのだから

実力のない者ほど
よく吠えるもの 今も昔も

改めて自分に刻んでおこう

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