ハースストーン長期リーグ・ダラランの喧嘩大学対抗戦参戦記


ダラランの喧嘩とは

仲間を動員!「学生対抗戦 ダラランの喧嘩」始動! - ハースストーン: https://playhearthstone.com/ja-jp/blog/22569404

・同じ大学の3人でチームを組み、日本全国で戦う大学対抗戦
・約一ヶ月にわたり計10日の対戦日が予定された長期大会

・豪華tredsred解説とふぁんだむ実況による、ハースストーン公式配信付き
playhearthstonejp - [JP] Hearthstone Global Games - Semifinals & Finals - Twitch: https://www.twitch.tv/videos/332309005

・一応賞金制


ボドゲ&DCGサークル浜ドミ(twitter @ynuboardgame)もnakanaka,ヤマダ,sitogiが参加しました!

ちなみに去年も似たような企画に参加、優勝しましたが、当時のメンバーの半分が卒業していました。

HearthStone Japan Team Festival - HearthStone to KOOL: http://kooljp.hatenablog.com/entry/2017/05/21/233849


一次予選トーナメント

デッキ編成編

FCT秋2018のtincho選手のアグロ構成で行きました。トークンドルイド、テンポメイジ、奇数ローグ、ズーウォーロック

Here Are the Decklists for The 2018 Fall Championship - News - Icy Veins Forums: https://www.icy-veins.com/forums/topic/40090-here-are-the-decklists-for-the-2018-fall-championship/

デッキ選択の理由としては、
・HCT秋2018に持っていかれるほど信頼できる構成であること
・アグロ構成をもっていくことでミスを最小限に抑えることができること
チームの皆が使ったことあるデッキたちであること
です。

個人的にも

・当時は奇数ローグが最強
・アグロに強いトークンドルイド

・ラダーでテンポメイジすごい勝てた

と信頼していました。


対戦編

10月16日18時(2ラウンド)
てぅん選手に3-0で勝利し、makina選手に3-2で勝利して2連勝
10月18日18時(2ラウンド)
r212選手に3-0で勝利し、Norun選手に2-3で敗北
このあとNorun選手とは二次予選で戦うことになるとはまだ知らず
浜ドミの中ではNorun選手はパラ7武器が1枚だと有名

対戦中はVicious SyndicateやMetastatsを見ながらぶつけ方を考えました。
Data Reaper LIVE | Vicious Syndicate: https://www.vicioussyndicate.com/data-reaper-live-beta/

Hearthstone Deck Archetype Matchup - Hearthstone Meta Stats: http://metastats.net/archetype/matchup/

ハースストーン メタ - HSReplay.net: https://hsreplay.net/meta/#tab=matchups&sortBy=winrate

基本的には、次の3パターンでデッキを使う順番を選びました。・一番勝ちやすいデッキから出す。
・相手が一番勝ちやすいデッキに勝ちやすいデッキを出す。
・相手が一番勝ちやすいデッキに勝ちやすいデッキに、相手が勝ちやすいデッキに勝ちやすいデッキを出す(もはや思い込みじゃんけん)

デッキ構成編

大会の途中であり、ここまで3-1と好調で次の試合を控えていましたが、ナーフが来ました。好調だったテンポメイジの”マナワーム”と、トークンドル、奇数ローグの”含み笑う発明家”がナーフされてしまいました。アグロ構成で、かつ、データ・ハースストーンをしている僕らには危機的な状況でした。
カードのバランス調整について - 2018年10月18日 - ハースストーン: https://playhearthstone.com/ja-jp/blog/22549775/2018-10
 

チームのヤマダ君がまとめてくれた、本大会のデータをみると

アグロが多い

・ahirunHS神のウェブページから見つけた、復活形の挑発コンボプリーストはアグロにも強いことが練習により分かった
Boomsday #4 Legend Haze’s Combo Priest | BeerBrick Hearthstone: https://beerbrick.com/2018/10/18/boomsday-4-legend-hazes-combo-priest/

・トークンドルイドと奇数ローグは”発明家”ナーフされてもまだまだ強いはず!と思いながらも不安。
・クエストローグ(ハースゲーマーズでnerf前唯一のtier1だった。テンポメイジが減ったら更に強くなると考えていた。)にするか非常に悩みましたが,アグロが多いと考え、やめました。

最終的な構築がこちら。シャダウォックシャーマン、トークンドルイド、復活挑発内なる炎プリ―スト、奇数ローグ


対戦編

10月23日18時(3ラウンド
結局戦績としてはsharonさんに0-3で敗北、悠穹の使者さんに3-2で勝利、hechima選手に1-3で敗北と惨敗でした。
奇数ローグが本当にだめでした。ズーや奇数ローグミラーで発明家が無いため、アグロに強いデッキとはもはや呼べないことが分かりました。

結果は、43チーム中10位。8位までが予選抜けなので、敗退です。

一次予選トーナメント第2フェイズ(スイスドロー、上位8チームが二次予選進出)(日本時間 24時間表記)

とはいえ一次予選は二度開かれます。phase1のナーフ後3日目のデッキリストと同日に提出でしたので、デッキ構成を変えました。なぜならphase1の3日目で負けるのならば、その構成は悪い構成だからです。
しかし、phase1のデッキ提出にも時間が不足しているような状況でした。ちょうどahiruncup4が終了した直後でしたので、何も考えずにahiruncup4優勝したGyong選手の構成を完コピしました。奇数ローグ、シャダウォックシャーマン、奇数パラディン、マリゴスドルイドです。

ahirun cup #4 開催! | BeerBrick Hearthstone: https://beerbrick.com/2018/10/06/ahirun-cup-4/

・ちょうど、ナーフ後は奇数パラディンが頭一つ抜けたかも?と報告もみていました。
・シャダウォックとマリゴスは、コントロールでミスが連発しそうでしたが、nakanaka君がプロ級にうまかったので信頼することにしました。

対戦編

10月25日18時(2ラウンド)
悠穹の使者#3 : 2 nakanaka#
nakanaka#3 : 1 Napori#
一勝一敗で今回もきついかと思っていましたが
10月30日18時(2ラウンド)
nakanaka#" 3 : 1 anndouin#
nakanaka#3 : 2 yugioh1198#
2勝。しかし、スイスドローでオポが最悪でしたので、5-2ではオポ負けが予期され、6-1勝ち抜け条件でした。
11月1日18時(3ラウンド)
nakanaka#" 3 : 2 potetii
nakanaka#3 : 0 アルコール#
こま#" 2 : 3 nakanaka#
3勝し、予選勝ち抜けが確定

一次予選は6勝1敗でした。続いて二次予選です。

二次予選トーナメント(4グループでのダブルイリミネーション、各グループから2チームが決勝トーナメント進出)(日本時間 24時間表記)

デッキ編成編

まず、同じグループになったチームたちの過去のデッキを集めました。
よぐさろんの掌握 りゃおす 奇数パラ、奇数ローグ、ズー、マリゴス
ローテーション授業 Norun奇数パラ、奇数ローグ、ズー、秘策ハンター
チーム広島大学 アルコール 奇数パラ、偶数ウォロ、断末魔ハンタ、メックトゥーンプリ

12デッキ中8デッキがアグロということで、アグロに強い奇数ウォリと偶数ウォーロックを新しく採用することにしました。

さらに全相手がウォーロックを採用しているのでテックカードである生贄の契約(0マナで悪魔破壊)を採用しました。

逆に互角~メタられると不利な奇数ローグと奇数パラを解雇しました。奇数ローグはナーフ後の結果が悪かったという理由もあります。

また、提出直前にブリズコンがあり、ハースストーングローバルゲーミングHGGの観戦会をした際に、奇数ウォリが強いということを確認しました。

HGG Top 8 to Battle at BlizzCon - BlizzCon 2018: https://blizzcon.com/en-gb/news/22548006/os-8-melhores-dos-hgg-se-enfrentam-na-blizzcon

また、nagon選手とmachamp選手が月末超上位に行った奇数ウォリを参考にしました。

NAGON選手の月末超上位の奇数ウォリ

https://hearthgamers.com/decks/rank_match/id_4001

また、一次予選第二フェーズでシャダウォックシャーマンとマリゴスドルイドは無類の強さを発揮したため、信頼し、持ち込むことにしました。アグロ対策のため、精神支配技師を増やしました。

最終的な構築がこちら

対戦編

11月6日18時 A,Bグループ
nakanaka 3:2 Norun メックトゥーンの人、偶数パラの人
nakanaka 2:3 アルコール 奇数パラ7武器1枚の人
nakanaka 3:2 Norun メックトゥーンの人、偶数パラの人

Norunさんチームも僕らと同じように、アグロ対策のデッキを4つ持ってきていました。
しかも、彼らはシャダミラーを見てヒーメットを入れるという備えよう。コントロール経験が乏しいためミラー構成は嫌なマッチアップでしたが、偶数パラにかなり勝ちました。
2戦目アルコールさんとの試合では奇数パラを狩ることには成功仕掛けたのですが、最後シャダが奇数パラに負けて惜しい思いをしました。
その後、アグロ構成のりゃおすさんが4位になり、ダブルエリミネーションの仕様により、3戦目もう一度Norunさんと試合になりました。偶数パラにかなり勝って、もう一度勝つことができました。


デッキ編成編

決勝トーナメント進出したチームを見るとコントロールばかりでしたので、奇数ウォリをクエストローグに変更(ほとんどすべての相手に有利。マロメイジが一人いますがBANしますし。)、偶数ウォーロックの生贄の契約を悪魔化プロジェクトに変更(シャダウォックシャーマンやマリゴスドルイド、そして挑発ドルイドにも有利になる)し、シャダウォックシャーマンにジャングルハンター・ヒーメット(ミラーで絶大な相性差を発揮する)を採用する予定でした。

しかし、これまで4回も構成を変えてきたのにも関わらず、前日に、二次予選と決勝ラウンドの間ではデッキ変更はしないとの通知

したがって、デッキ変更は行えませんでした。生贄の契約や奇数ウォリは、二次予選のアグロ環境を見ての特殊なテック採用でしたので、辛かったです。

ナーフ直後もどうなるかギリギリまでわかりませんでしたし、デッキ変更の有無やスケジュールは前もって全て伝えてほしかったです。


対戦編
11月10日17時 順々決勝 全試合配信

対戦相手の北大HS同好会Bは偶数パラ採用なので、二次予選で5-0くらいの有利であった偶数パラに勝ちたいところでしたが、0-3で負けました。

22時頃から初戦で奇数ウォリミラーで一時間使うっていう配信的にはどうなんだろうというスタートで、738呪文の対象にならないメカに殴り殺されました。シャダにこれまで勝ててきたマリゴスが負けても、偶数パラには負けないだろうと思っていました。偶数パラ相手は報復の怒りがずっと怖かったんですが、ミスも重なり、最後報復の怒りひかれて負けました。

腕の差


まとめ

ダラランは決勝8位となりました。ハースストーンの公式大会で賞金をいただいたのは初めてなのでちょっとうれしいです。

チーム戦はやはり楽しい。長期リーグでもメタの読み合いもやはり楽しい。サークルとしての活動も特に活発な一か月になり、新入部員とも深く交流できてよかったです。

また機会があればハースストーンの長期リーグ参加したいですしなんなら企画してもいいですね。



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