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結婚式に向き合ってみる・その後

こんなに毎日、家のポストを確認したのはいつぶりだろうか。



以前、結婚式について投稿したのは

1月の後半。

あっという間に5月の挙式日まで1ヶ月を切った。

元々60名規模で考えていたゲストは

10名になった。

いわゆる家族婚だ。

祈りに近い希望的観測は、見事に裏切られ

感染拡大の勢いは止まらない。

返信ハガキの締め切り期限を見直しながら

ゲストのあの子や、あの人の顔を思い浮かべては

胸が痛み、誰も悪くないと言い聞かせる日々。

結婚式ってなんだろう。

誰のため、何のために開くのだろう。

嫌な夢もたくさん見たし、

諦めることの方が多い物事を決めていく辛さは、結構こたえた。

主人と夜な夜な話し合い、

私はこんなに涙が出るのか。と思うくらい泣いた気がする。

今まではワードでしか知らなかった

「御両家」

という言葉の重みを毎日感じた。

笑顔で話せる内容しか選んでこなかった今までと違い、笑顔じゃ話せない話、譲れない想い、

家族と家族にはそれぞれの考え方もある。

頭と感情が追いつかない事が沢山あった。

想いと出てきた言葉が結びつかない瞬間、

感情の出し方の癖、

想いを乗せる言葉を探すスピードは

人それぞれ違うこと。

エネルギーもたくさん消費したけど

きっと多くの気づきもあった。

とことん、とことん、

向き合って、私たちが出した結論。

両親の厳しさも、愛も全部感じて出した答え。

思い描いていた結婚式とは違うけど

こんなに悩んでたどり着いた1日を

最高の1日にしたい。

私にとって結婚式とは

愛を感じ、愛を誓う日。

きっと言葉にすれば代わり映えのない一言。

でもこの愛は私たちだけのもの。

会場に集う笑顔の数は少ないかもしれないけど

そこにはたくさんの愛と想いがある。




私は胸を張って、結婚式を開く



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