#30 若手からキャリア相談された時の3つの心得
私のNoteでは80%現業、20%複業模索中に至った経緯や、学んだ事、日々の試行錯誤などをお伝えして参ります。
最近、昔の部下から立て続けに相談を受ける機会があったので、そこで感じたことをお伝えすることにします。
「ちょっとコーヒー飲みながらお話しませんか?」がサイン
現在の会社に転職して9年が過ぎました。20代のメンバーが多いチームの管理職として採用されたのですが、数年後には自分も含めそれぞれ別の部署に異動しました。そんな彼らも今は30代です。オフィスですれ違った時立ち話をする中で「ちょっとコーヒー飲みながらお話しませんか?」とお誘いを受ける回数が増えてきました。
個人のライフステージと世界状況の変化からくる不確実性
誰も想定していないコロナや現在の日本や世界の経済状況を踏まえ、誰でも不安になるのも当たり前です。30代になられた元部下達もそれぞれ新たなステージに進んでおり、今後のキャリアをどのようにイメージしていけばよいか苦慮しています。
相談を受けた時の3つの心得
私が相談を受けた時に心がけている3点は以下の通りです。
話を聞く
自分だったらどう考えるかを伝える。
その後は彼らの決断に委ねる
最近の事例
お互い30分ぐらいしか時間がとれない中でのお話なので、お互いポイントに絞って話します。元部下から話を切り出す場合もあれば、私から彼らが悩みを話しやすくなるように切り出す場合もあります。そして「イノリさんは今後どうされるんですか?」との質問。
あくまでも元上司と部下の関係ではなく、あくまで一人の人間として話します。
私の現状:現在50代で週4会社員であること、自分より少し上の人との会話から学んだこと
今後の計画:複業の準備をしながら55歳から60歳に向けての大まかなプラン
私がもし皆様の年齢だったらどうするか?:もし相談者と同じ年齢だったらどのような事を考えながらキャリアデザインするか?
話が修了した後は、「頭が整理されました、ありがとうございました。」と言ってくれます。
私個人としての喜び、やはり一期一会
普段は見えない鎧をまとって、引き締まった表情の彼らも、私と話す時は20代の新人時代の柔らかい顔になります(私にはそう見えます)。そんな時には当時の大変さも思い出しながら、年月が経ってもアドバイスを求めてくれることに嬉しい気持ちとなります。
年齢を重ねても頼ってもらえるって本当に嬉しいことですね。
彼らとって私との出会いなどほんの人生の数ページだと思いますが、この一期一会に改めて感謝しています。
ご興味がありましたら”我々はいつも不確実性の世に生きている、その時どう考えたか?”もご覧ください。
それでは私のNoteを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?