見出し画像

事件です……

電子書籍の2冊目を年内に出します。
note にこのことを書くのは、手続きがすみAmazon で公開されてからにしようと思っていました。

しかし……やらかしました……😞💨
上のイラストは、表紙用に依頼したもので、完成しているのに……

前作が45,000字、今回は128,000字を越えています。倍以上です。
(電子書籍は、読むデバイスの画面サイズで1ページあたりの表示が変わるので、ページ数では分量を表せません)

さて、どうしましよ。

元々、前後編の二部だてで書いていたので、当然と言えば当然なんです。
ただ、前作の売れ行きが壊滅的な中、もっと、長い作品を出していいのか?という壁に突き当たっています。

売れ行きが伸びない理由は、わたしに友達がいないのと、普段から本は読まないからというものと、電子書籍って専用のデバイス……AmazonKindleみたいなものが必要なんでしょ??というものです。

残念ながら、最後のひとつを除いて、否定はできません。
悲しいかな、偏屈なわたしは、友達がいません。
読書離れは、すでに文字の書籍を越えて、コックスにまで影響が出ています。
あの鬼滅の刃でさえ、週刊誌での連載は読まず、コックスも読まず、アニメ化を待つという人が多いのですから。

ページ数で買う買わないを決める人は少ないから構わないか……
どーせ、売れないんだし(ヤケ)

…………

紙の書籍とは違って、電子書籍は、紙代、運送費がありません。
それ以前に編集・校正といった作業を自力でこなさなければならないので、人件費が掛かりません。

さらに、意外と知られていませんが、書店店頭に陳列して貰うには、出版社が棚の賃料を払わなくてはなりません。

大手の出版社なら、そんなもん請求するなら、○○のベストセラーを卸さないぞ(実際には間に流通業者が入ります)と言える訳ですが、小規模の出版社や自主出版の取り次ぎ会社の場合は、賃料が発生しますし、それを著者が負担している訳です。

まぁ、細かいことは別に書くとして、電子書籍の場合、それらの経費は発生しません。

書跡の価格も著者が決めることになります。
わたしの場合、Amazon を使っていますが、経費は売り上げに対するマージンをAmazon に天引きされるだけになります。

自分の時間給を除けば、黒字化するためのノルマは発生しないわけです。
わたしが、紙による出版を断念したのも、紙の出版にかかる経費が高過ぎて、黒字化できないとわかったからです。
もちろん、紙による書籍を名刺変わりに配布すれば、広告宣伝費として回収できるとか、記念品なのだから、赤字で当然という考え方もあるので、紙による自費出版を否定する訳ではありません。

…………

で、です。
わたしの場合、労務費(自分への時給)を除いた経費は表紙のイラスト代だけになります。
ヤボなので、ここに具体的な金額は書きませんが、イラストを依頼できるサイトがあり、そこで、イラストレーターさんを募集して、選考して、採用した方に注文を出し、自分の好みに合うように修正まで頼めるので、外注費としては、高額ではありません。

だから、経費的には、当初の予定通り、二部作として出版することもできます。
ここで、例に出すのはおこがましいですが、東野圭吾さんや宮部みゆきさんの著作なら、二部作の前編を買って、面白くなかったら後編は買わない、とい買い方をする方は少ないと思います。

読書離れが進むなか、本の買い方は、作家買いが進んでいます。
ようは、この作家さんなら面白いハズだから、迷わずに買うという買い方です。

サブスクリプションが進む中、これは、書籍に限ったことではありません。
音楽のみならず、花やお菓子までサブスクが始まっています。

見た目や味といった嗜好性が高いものまで、選択を企業に委ねてしまう時代です。

何も切っ掛けで、どうバズるかで売れ行きが変わります。
何せ、読み漁って、書評を新聞に上げて、それが売り上げに繋がる時代は終わってしまったので。
SNSでの評価は、信頼性が低いので、著名人の好き嫌いを良し悪しと取られがちだし。

ま、わたしの場合、誰も評価はしてくれないし……
友達がいないんだから、長くても短くても売れ行きには関係ないか……

サポートお願いします。 作品の表紙イラストの代金として使わせていただきます。