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【SF】#ResilientSF

ー2021年シーズン終了
ロブ・ネソです。
サンフランシスコ・ジャイアンツ(以降SF)の2021年シーズンが終了致しました。

気づけば両リーグ最多のレギュラーシーズン107勝という快進撃。最終戦までもつれるも、ドジャースの地区9連覇を阻みました。(その9連覇前の地区優勝はSF)

今年のポストシーズン筆頭候補だったドジャースとパドレスを跳ね除け、一年を通してほとんど首位の座に君臨する姿を予想してた人は、ほぼ皆無に近いと思います。私もその1人です。完全に予想外でした。

そして、最後まで熾烈な争いを繰り広げたドジャース相手にNLDS最終戦で1点差での惜敗。
最後のスイング判定には疑問が残りますが、クネーベルから始まるドジャースの層の厚みを生かしたオープナー戦法に翻弄され、SF打線はラフのソロ1本のみの得点に抑えられたのが痛過ぎました。

そして個人的には、ストライクゾーンに対する要求は出来なくても、ハーフスイングのチャレンジ要求は出来るようにして欲しいと切に思いました。

いずれにせよ、あのハーフスイングを取られた瞬間から来シーズンに向けて、SFのオフシーズンが始まりました。

-来シーズンを見据えて
今後に関して簡単におさらいしていきます。

まず、正捕手ポージーのクラブオプション(22M)に関しては、まぁ通ると思います。
ポージー自身も「SFでキャリアを終えたい」といっ趣旨の発言を開幕前辺りにしていたので、22年オフにFAとなりますが、そこからカージナルスの三男モリーナの様に延長するかどうかが今後の焦点になりそうです。

今オフFAの野手主力であるクロフォードとベルト。
クロフォードは2年延長されましたが、ベルトに関しては今季チーム最多の29HRを放つも、どうなるかは全くの未定です。

また、今年先発ローテで大車輪の活躍を見せた

ゴーズマン(14勝6敗 防2.81 WHIP1.04)
デスクラファニ(13勝7敗 防3.17 WHIP1.09)
ウッド(10勝4敗 防3.83 WHIP1.18)

の3人が軒並み今オフFA。これが痛いです。
恐らく今オフは先発の契約延長or補強を最優先にすると予想しています。

更に、今オフ一塁手のFA市場にはベルトの他にフリーマン、リゾーと大物がおり、そこをSFが狙う可能性もあり、今のSFには一塁を守れるラフもいるため、ベルトの延長交渉の優先度は、先発陣の延長or補強よりは低そうだなと予想してます。

さりげにブルペンもワトソンとリオンが今オフFAなので、ブルペンの補強も必須です。

ベルトは今のポージー、クロフォードに並ぶ貢献者であり、頼れるベテランなのは間違いないので、単年でも残って欲しいという気持ちは個人的に強いです。

そして、FA組の動向・補強も気になりますが、今年の地区優勝を経験し、来年以降もチームに所属する選手たちが来年どんな働きをするのかも、かなり気になります。
もう今年の開幕前の様な見方でSFを見る人はいないでしょうし、他球団のマークも厳しくなるでしょう。

その中でも、シーズン後半戦〜今日までにほぼ覚醒したと観ていいウェブが、早速未来のSF投手陣のまとめ役になりそうな片鱗?を見せ始めています。

今日のウェブはNLDS最終戦で好投するも、惜しくも勝てませんでした。ですが、試合後のインタビューにて敗戦投手になったドバルを労い、「今後ドバルはチームの柱になるだろう。そしてそれを彼は自覚しなければいけない」と、既に来シーズン以降を見据えていました。

開幕前は「第二のビーバー」になるかもとウェブに期待していましたが、来年はどうなるか。注目です。

今回は以上となります。
前回の記事以降(9月25日〜今日)の最後の今シーズン振り返りは、また後日行いたいと思います。

タイトルにあるハッシュタグのResilientというのは、「弾む」「元気ハツラツ」「弾力性」等といった意味合いがあります。

今シーズンのSFはまさに弾み、飛躍したシーズンとなりましたが、来年以降も今年の様に弾みに弾む事を期待しています。

それではここまで見て頂き、ありがとうございました。

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