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断捨離のあと(移りゆく日本の景色)

ブルーインパルスが祭りを盛り上げてくれると町はざわついている。祭りの前日から訓練飛行のインパルスを首を長くして待つ。故郷でインパルスが見れると町中が大騒ぎだ。そんなときに限り祭りの当日は雨。インパルスは来ないと悲しい知らせ。それでも前日、曇天下の訓練飛行をカメラに収めていたのは良かった。曇り空のインパルスも悪くない。パリのオリンピックではエッフェル塔の上空をに飛行するはずだ。パリの青空には五色の色が生える。パリにはいけない。故郷でインパルスの雄姿を見たかった。 イベントの情

    • 断捨離の後始末(Virtuasl Trip)

      断捨離の見通しがついたとたん、気が抜けて、虚無状態。何もする気がしない。確かに身の回りは奇麗になったが、胸にぽっかりと穴が開いたようで、不思議なことに要らないものだらけの昔が懐かしい。(断捨離も覚悟がいる) 庭の梅(白梅,紅梅)を見つめ、平安貴族のように一句でも読めればいいのだがそんな素養もない。きれいに片付いただけ良しとするか。 そんな空虚な気持ちを満たすため、パソコンに向かい いまできるロベルトのVirtual Trip で慰める。手始めに一生かけ命を懸け世界を冒険した

      • こころの断捨離 (神棚のまえで)

        最近好きな歌手の他界ニュースが続いている。好きだった演歌歌手が他界し寂しいが、同じ時代を生きた自分が今もこうして元気でいられることに感謝している。(ロマンチストだったな~?) ”旅の終りに みつけた夢は 北の港の ちいさな酒場 暗い灯影に 肩寄せあって 歌う故郷の 子守唄” 海外の訪問先には、その国で、その土地で暮らす人たちの祈りの場所が必ずあった。十字を切り、膝を折り、ただ祈る人たちを見つめてきた。教会があり、寺院があり、モスクがあり、礼拝堂があり、修道院があった。正直

        • 島国の日本人(断捨離が残してくれたもの:こだわり)

          16世紀大名の一人の銅像が故郷の鉄道駅の前にある。故郷の大名はキリシタン大名として名を残している。「世界史の中の戦国大名」に登場する大名は海外へのあくなき好奇心と貪欲な探検心をもっていたことを知り驚いた。戦国大名たちの野心あふれる海外進出。海に出たらやりたい放題!?「王」を名乗って勝手に外交!?帯に書かれた活躍の内容だ。 断捨離が大詰めに近づいたが、進めばすすむほど、わが人生が無駄づかいと、思いつき人生であったことを知り、後悔している。「what's done is don

        断捨離のあと(移りゆく日本の景色)

          断捨離で知る父の初恋

          断捨離の進行がSTOPしている。 天井近く梁の上にひっそりと肖像画が飾られていた。子供の頃より同じ場所にあった記憶がある。父の大事な物だと誰もが長い間話も触れもしなかった。大事にしていた肖像画の謎を訪ねる事もなく、父は30年前に他界した。母がニコニコしながら”父の秘密”を耳打ちしてくれたことを懐かしく思い出している。”あれは、父さんの初恋の思い出の品だよ”、と。そんな肖像画を手にとりと母の言葉を思い出しながら、母は父を慕い、父も母を大切にした両親の一生を思い浮かべている。

          断捨離で知る父の初恋

          切ない旅の断捨離

          年末が近づいてきた。雪もパラついてきた。進まぬ断捨離を少しでも前に押そうと、頑張っている。 もう何年も海の向こうに、海外に出かけていない。不思議なことに故郷に戻り、古希を超えると飛行機の旅が急に魅力的でなくなった。ただ、カーテン代わりの北米地図は断捨離もできず昔のままにある。 他人に誇れるものはないが、"My World map" が唯一自分らしいものだ。退職したら行っていない街を旅行し黒塗りの地図を完成する計画だったが、このままピンク色の国が残って終わりそうだ。赤道直下

          切ない旅の断捨離

          終わりの見えない男の断捨離

          ”整理整頓”を親から厳しく言われ守ってきたが、その親たちも他界し今は”断捨離”を考える時に来た。断捨離はヨガの言葉であると聞くが、大袈裟な言葉がなくても、断捨離が日課となる。(特に高齢者となった)。 断:必要でない物に手を出さない。購入しない 捨:ガラクタを捨てる 離:物えの執着から離れる  断捨離に憧れるが、高齢者の断捨離はそう簡単ではない。男の断捨離は目的地が見えない最後の旅のようでもある。 1970年代アメリカではKISS(Keep It Simple Stupi

          終わりの見えない男の断捨離

          やよいちゃん (乗馬にチャレンジ?)

          友達夫妻から誘われて乗馬にチャレンジすることになった。競馬もやらないし、友人から強引に誘われなければ寒くなった週末わざわざ乗馬を体験することはなかっただろう。高齢者のひきこもりに、後押しがないと向かってしまう。 ただ、像とラクダには以前乗ったことがあるので、馬の乗り心地がどんなものか興味はあった。 馬といえば、”走れコウタロー”が歌われたいた頃のことはよく覚えていたが、”達者でな~”に敵う歌は無い。時が過ぎ、馬を見る目も、馬の生活も、恐ろしく変わってしまったような気がしてきた

          やよいちゃん (乗馬にチャレンジ?)

          UN(運):Fortune or lucky

          車を変えた。購入者には抽選会があるので応募したらといわれたので、スマホで簡単に記入し応募した。 忘れかけていた頃、”九州温泉一泊招待券”が送られてきた。長崎、鹿児島、佐賀から温泉地を選べたが、新しく開通した西九州新幹線”カモメ”に乗りたかったので、佐賀県の嬉野温泉を選んだ。嬉野温泉は女性の肌にいい泉質とのことだ。それが理由ではなさそうだか、うれしのは、女が喜ぶ温泉と観光客もおおいいとのこと。ただ、新幹線を見に行くところではない。嬉野と武雄が一駅結ばれているだけのカモメの旅を味

          UN(運):Fortune or lucky

          Self- taken (立冬の朝:自撮り)

          暖かな立冬になってしまった。2023年の立冬は11月8日。暖かいが朝夕の影は長くなった。日差しも風も冬に向かい変わりつつある。 冬至はなじみの深い言葉だったが、立冬はなじみがない、立春は何度も聞いた。 「立」の字には“新しい季節になる”という意味があるので、立冬は冬の初め、冬が始まりとゆう。今日から冬が始まる。 日の出に背を向けて道に写る自身の影を自撮り(?)している。自撮りだと 自分の姿を映すようだが、影も自分自身、ロベルトの自撮りは”足長が爺さん”だ。足の長さにコンプ

          Self- taken (立冬の朝:自撮り)

          蟷螂と蜘蛛(Mantis vs Spider)

          秋らしくない刺すような日差しの中で今日も庭のジョロウグモを眺めている。先週蜘蛛の巣は取ったはずだが,ジョロウグモの罠の改修工事は突貫工事で終了したようだ。 そんなジョロウグモの巣に身丈より大きな獲物がかかっている。カマキリのようだ。 蟷螂(とうろう)の斧(おの) カマキリが前あしを上げて、大きい者、弱いものを、威嚇して進む姿を、蟷螂の斧と呼ぶそうだ。 カマキリは、他の昆虫などを捕食する肉食性の昆虫としては最強に位置づけられている。そのせいであるまいが、カマキリ(螳螂)

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          女郎蜘蛛はインスタ映え

          故郷のニュースで、毒グモ、”セアカゴケグモ”が大量に見つかり、小学校の運動会が延期になったと騒いでいる。小学校以外でも毒グモが見つかっているが、大量(100匹)の毒グモが見つかったのは初めてのようだ。セアカゴケグモは、背中の一部に赤い模様がある雌が毒を持っている。1200種類もあるクモのなかでも、人に危害を与える蜘蛛は10種類程度、すべてのクモは語句を持っているが、蜘蛛の巣に罹った獲物をマヒさせる程度の毒で人には害がない。それでもセアカゴケグモは要注意のようだ。ちなみにセアカ

          女郎蜘蛛はインスタ映え

            がんばれ!         

          なんだか故郷が元気がないような気がする。退院して日も浅いせいかもしれない。回復を祈願でもしょうと近くの神社に行くことにした。 八幡竈門神社、八幡かまど神社に行く。 朝早かったせいか何人か散歩する人はいたが、私一人の時間帯だった。 コロナ前のかまど神社は大いに賑わっていた記憶がある。故郷のサッカーチ(トリニータ)のマスコットニータンの生誕地、わが故郷のサッカーチームはJ1昇格をかけ悪戦苦闘している。(一歩一歩確実に前へと進む「カメ」がモチーフ)そのカメがかまど神社にいる。

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          旨い物とは?食べれるだけで幸せ。

          病院のベットで2週間すごすことになった。PCがないのでNOTEもない非日常的な時間を過ごすことになった。その間、チューブまみれの点滴と流動食で過ごした。点滴から流動食に変わった時の嬉しさは格別だった。決して旨い物ではなかったが、食べることの、たとえ薄味でも味があることの幸せを感じた瞬間だった。 退屈な病棟での時間、本を読む時間はあったので、以前から読もうとして買っていた2冊の本を読んだ。(ゴルゴ13の漫画と世界陸上の女子やり投げのニュースもあり退屈でなかったが、夜間隣人のい

          旨い物とは?食べれるだけで幸せ。

          甲子園の夏、星飛雄馬の夏

          未開封の古い(?)”かるた”が出てきた。巨人の星、星飛雄馬カルタだ。 いのちをかけてがんばる飛雄馬 うつぞとかまえる花形みつる インドでも巨人の星が、クリケット競技に姿を変えて人気を博していたときいた。インド人も根性物語が好きなのかな? 高校野球甲子園大会が開催、野球好きにはたまらない夏だ(天気は芳しくない)ロベルトは熱中症を恐れて、外出はひかえている。その中で選手も監督も観客も応援団も、白球を追いかている。 それでも、選手の健康を考えたり、暑さ対策はすすんだようだが

          甲子園の夏、星飛雄馬の夏

          ビーフの旅?(I like T-Born)

          ”人生は食って寝て、少し働いて食って、寝るだけのものだ”と父は呑気なことを言っていた。思い起こしてみると、父が言っていたように人生は食って寝て過ぎたような気もする。若いころは、あまりに食うので”Gavage Disposal” と言うニックネームを拝命していた頃がある。 国際線の機内食やアメリカのパーティーでは 必ず(いまは不明だが?)Chicken or Beefと尋ねられた。当時"私は "Beef Please " と決めていた。 今では、健康に関する情報が多く、肥満、

          ビーフの旅?(I like T-Born)