見出し画像

仏も踊るアジアの魅力

画像2

ヨーロッパから帰ったロベルトは、関心がアジアに移っていた。そのころ、タイの仏像を盛んに見て回っていた。信心深いわけでもなく、タイの仏教の教義や歴史に詳しいわけではないのだが、ただタイの仏様は楽しそうで仏像は心いやしてくれるものだった。そんな仏の姿に魅了されたいた。涅槃仏、立像、坐像、踊る仏様は仏というより憎めない隣人のようであった。許す教え、許さない教え。多様な仏像のおくに楽しい人生、楽しむ人生が見えてくるような気がしていた。お釈迦様は釈迦族の王子。仏さまは仏教で悟りを得た人のこと。菩薩とは自分が救われるために修行し悟りを得るというもの。多くの人々を救済しながらも自らも悟りを得る為に修行している人のことをいうそうだ。大乗仏教は中央アジアから中国、朝鮮半島、そして日本にも伝わった。観音菩薩やお地蔵様は、東南アジアやスリランカ、南方に伝わった。日本にも楽しい、仏像がほしい。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?