見出し画像

「波長が合う」vs「適度な距離感」

知り合った相手と急速に仲良くなる、という経験、皆様にもあると思います。  出会って相手のことを知るにつれ不思議なくらい波長が合い、引き寄せ合い、急速に距離が縮んで行く。

こんな時、私たちの感覚は「波長が合うこと」に集中し、「波長が合わないこと」が気にならないのだと思います。
「波長が合う」と感じ合うことで共鳴して波動の増幅が起こり、合わないことでは共鳴しないのでしょう。

出会って5年近くになる、そういう相手がいます。 リアルに会ったことはありません。 ちょっとした行き違いがあって口論(ネット上)になりました。 でも、1年近く前に「波動のズレ」が始まっていた気もします。

伝えたいことが伝わらない。(先方は「説明がまわりクドい、聞きたくない」だったのでしょう)
今まで無意識のうちに潜在意識に入っていたネガディブな記憶の蓋が外れ、噴き出してきました(多分 先方も)。
共鳴し増幅していた波動が打ち消し合う状態に転じたのですね。  お互いに今までの距離感で話そうとする度に起こる「反発」が起こり、増幅して行きました。
話し合いも出来ずに収集がつかなくなり、「距離感」は真空状態に。

3か月ほど前、私から先方のブログへのアクセスがブロックされた記憶が蘇りました。 その時は「体調不良でSNSから遠ざかっている」という先方の体調管理の延長線だろう、と怒りも湧かず、気を遣って「そっとしておいてあげよう」とFBなどのSNSでも距離を置いた私。 (これが私の中で、相手との距離を遠ざける結果になったと思います)
ところが3か月経って「直接の出来事」が起きてから、「何もブロックする必要はなかったのでは」と怒りの感情が湧いてきたのです。

「別の道を歩もう」という言葉も出ました。

こんな時に、共通の知人(約20人のうちの一人)が私に言った一言で、それまでの相手を責める気持ちが薄れ、無理なく相手を受け入れられると感じました。 自分自身の「物事の捉え方」が変わりました。 私の心の波動が変化し、それが相手に伝わったと思います。
更に幸いなことに、本筋とは別の共通点がキッカケとなり、関係は修復に向かい「嬉しい」と言い合って落ち着きました。

約1週間続いた口論で、私の眠りは浅くなり中途覚醒(2時や3時に目が覚め、頭が冴えて眠れずに仕事をする)の日が続き相当なダメージを受けましたが、先方にはそれ以上のダメージだっただろうと思います。

今後を考える時、分からなくなった「距離感」を一旦原点(∞)に戻し、初心にかえって改めて新しい距離感を探っていくべきだろうと思います。
「引き寄せ合い」にかつての強さはなくなるでしょうが、お互いを更に深く理解し合ったことで、もっとゆっくりとした大きなうねり(波動)が起こるかもしれません。

私も先方も「心の専門家」を標榜しているのにこんなことが起こる・・・いや、それだから最後は収めることが出来た のかも。

昨夜は久しぶりに熟睡できた私です。・・・多分彼女も。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?