素敵な女将さんの宿 @伊那市(長野県)

画像1 10月3日、紅葉の始まった千畳敷駅(日本で最も標高の高い駅2,612m)付近で約200枚を撮影。 https://note.com/robin_fujiwara/n/naff5e9f6b8e1  雲が出始めたので、ロープウェイで山を降り、バスで駒ヶ根駅⇒JR飯山線で伊那市駅へと向かいました。
画像2 1時間に1本程度の電車で6駅目、所要20分で伊那市駅に到着。 徒歩10分弱で目指す旅館へ、お目当ての女将さんが明るく迎えてくれました。
画像3 昨年7月、関西旅行の帰りに飯田線に乗りたくなり、探して見つけた宿です。 まずお風呂(数人が入れる風呂場に一人ずつ)に入り休んだ後の夕食。 女将さんに地元情報を尋ねると、快くとてもフレンドリーに応対してくれました。 1)奈良井宿のお勧めは? Ans.①江戸時代の街並み、②信州蕎麦、③胡桃味噌煎餅、④タグチの栗子餅 &⑤百薬草:当地では正露丸より一般的  2)高藤蕎麦(⑥)はどこで食べられる? Ans.(高藤町のみ、お勧めは、ますや、きしの、いっこく、など)
画像4 ①奈良井宿はJR奈良井駅前から約1㎞にわたり「江戸時代の宿場町の風情」が保存されています。 難所だった鳥居峠の麓にあったため、ここで草鞋を脱ぐ旅人が多く、宿場町として栄えたようです。
画像5 ②何軒がある手打ち蕎麦の店の1軒、相模屋に入りました。 五平餅(写真の左手奥)とセットを食しました。美味しかったですよ〜
画像6 ③「自店で焼いている」と女性店主が言う、会津屋のお煎餅。宿の女将に勧められた胡桃味噌を買おうとするも「辛子味噌の方が良い」と何度も言われ、ついに折れて辛子味噌煎餅を買わされました。真っ赤なのにそれほど辛くなく、シットリした煎餅(濡れ煎餅ではない)で「変わっていて美味しいお煎餅」でした。
画像7 ④田ぐちの栗子餅は見つからず。 帰宅後に調べると木曽福島(奈良井から1日12本の電車で21分)でしか販売していないらしい。 宿の女将さんの強い波動が残っていたため、Webの通信販売を注文しました。 楽しみです!
画像8 ⑤塩尻駅(飯田線から中央西線への乗換駅)で1時間半の待ち時間だったので、駅の周りを散策。 サンドラッグに御岳百草丸が置かれてました。 正露丸と似た和漢薬ですが、当地〜名古屋方面では正露丸より知られた、伝統的な常備薬だそうてす。
画像9 「高遠そば」特徴は、辛味大根のしぼり汁に、焼き味噌とネギを入れた辛(から)つゆ と呼ばれるつゆにそばを浸して食べることです。このスタイルの由来は、そばが栽培され始めたその昔、しょうゆがなかったため、味噌を焼いて溶く方法が生まれたと言われています。伊那地域で採れたそばは、その香りが段違いに素晴らしいため、「辛味大根のしぼり汁に、焼いた味噌を溶く」出汁で味わうことで、本来のそばの味を楽しむことができる、と説明されています。
画像10 帰京後、地元で行きつけの「ゆづ葉」のマスターに話した所、「辛味大根汁に焼き味噌のつゆ」に大興味を示し、「高遠に食べに行こう」と盛り上がりました。 直ぐに女将さんにメールを送った私。

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