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海外で話題の音楽生成AI、Udioを試す

こんにちは、ロボシンクの矢野です。
朝起きるとXでUdioという音楽生成AIが話題になっていました。
さっそく使ってみたので解説していきます。
記事はポッドキャストでも配信しています。音声で聴きたい方はこちら。
🍎Apple Podcastで聴く→https://apple.co/4afcfRk


動画はこちら👇

Udio概要

名前はUdio(ユーディオ)と読みます。
元Google DeepMindの研究者やエンジニアによって設立された会社です。
ニューヨークとロンドンを拠点にしていて世界最強のVCと呼ばれるアンドリーセン・ホロウィッツ率いるa16zの支援を受けています。
その他にもウィル・アイ・アムなどの大物アーティストもサポートしているようです。

特徴

  • テキストプロンプトから音楽生成

  • 現在、β版で無料で利用可能

  • 月に1,200曲生成できる

  • 曲の延長も可能

  • 日本語歌詞も対応

  • 歌詞付き、歌詞なしで生成可能

  • プレイリストで管理できる

歌詞の対応言語は英語、中国語、日本語、ロシア語、ポーランド語、ドイツ語、フランス語、イタリア語に現時点で対応しています。
何より月に1,200曲生成できるのは大きいですね。
SunoAIが1日10曲(月に300曲)なので、けっこう攻めていますね。

シンプルな1曲の制作フロー

Udioを使って1分30秒ほどの完結する曲を作るには、次のようなワークフローが最もシンプルです。

  1. 通常のクリエーション・モードを使って、メインパートを生成する

  2. 作成した曲の拡張モードに入る

  3. 「Add Intro」オプションを選択する

  4. 生成された曲から拡張モードに入る

  5. 「Add Outro」オプションを選択する

これでイントロ→メインパート→アウトロで構成される1分30秒ほどの楽曲が生成できます。個人的にはSuno AIより直感的で分かりやすいと思いました。

商用利用

結論言えば、クレジット表記をすれば商用利用可能のようです。
ちなみに他のユーザーが作った楽曲もダウンロードできるのですが、その場合は非商業的な目的でのみ使用できます。
Udioはユーザーや第三者のコンテンツに対して責任を負わないと記載されていました。何かトラブルがあれば自分で解決してね、というスタンスのようです。

Suno AIとの比較

音楽生成AIと言えばSuno AIが有名ですが、生成される曲の品質は甲乙つけがたいのが正直な感想です。
どちらかと言えば、ややSuno AIの方が好きかなという印象。(あくまで個人の感想)
ただ、β版とはいえ無料で1,200曲も利用可能で商用利用(クレジット表記必須)も出来るのは大きいですね。

UdioのバージョンがV1であることを考えると、リリースしたばかりでこのクオリティはポテンシャルが大きいのではないでしょうか。
Suno AIと同じような画面で操作方法も似ているので、Suno AIを利用している方はすんなり利用できると思います。
興味のある方はぜひ✌️


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