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🎧Adobeが音楽生成AIサービス、「Project Music GenAI Control」を発表 「音」の生成AIサービスについて語る

こちらの内容はポッドキャストでも配信しています。音声で聴きたい方はこちらから。

Adobeの新サービス: 音楽をテキストから生成

最近Adobeから発表された「Project Music GenAI Control」は、テキストのプロンプトから音楽を生成できるサービス。このサービスの特徴は、生成した音楽を後から修正できる点です。
例えば、生成された音楽のテンポを速くしたり、スローに変更することが可能です。Adobeは、このサービスをPhotoShopの音声版と位置付けています。公式YouTubeチャンネルで紹介動画を公開しているので興味のある方はこちらをどうぞ。

ちなみに、まだ一般公開されてないようで使えません…
公開予定のアナウンスもないので、情報が更新され次第追記したいと思います。

その他の音楽生成AIサービス

音楽生成AIって他にもたくさんあるんですよね。
会話系生成AIにはChatGPTやGemini、画像系にはSDやMidjounreyというように、音楽生成AIにも様々なサービスがあります。
例えば、私が運営しているポッドキャストの冒頭BGMは「SOUNDRAW」というサービスを使用して生成しました。

https://soundraw.io/ja/

その他にも「SunoAI」というサービスでは、歌詞付きで音楽を生成できます。
ONE PIECEの尾田先生がSunoAIを使った楽曲をXにポストして話題になりましたよね。

「音楽」の他に「音声」もある

音楽以外にも、音声生成AIのサービスがあります。
例えば、「ElevenLabs」はテキストを音声に変換するサービスで、自分の声を学習させて音声を生成することもできます。

https://elevenlabs.io/

ポッドキャストで配信しているエピソードでは、私の声をAIに学習させて生成したデモも公開しています。

ElevenLabsは海外のサービスですが、国内に目を向けると「CoeFont」というサービスもあります。

CoeFontでは登録されている声優やナレーターの声を使用して音声を生成することが可能です。
ちなみに、2ちゃんねるのひろゆきさんの声も登録されているので生成することができます。かなりクオリティ高いです..!

音声生成AIの問題点

でも、音楽生成AIや音声生成AIを悪用するケースも懸念されています。
例えば、偽のスピーチを生成してしまうことや、有名人の声を無断で使用することなどが問題になり得ます。
実際にアメリカのバイデン大統領の声をAIに学習させ偽の音声を作成する事案も発生しました。

現在、声自体に著作権は認められていないため、このような問題に対する法整備が追いついていないのが現状です。生成AIの進化に伴い、今後法整備が進むことが期待されています。

まとめ

今回のエピソードでは音楽生成AIと音声生成AIについて深掘りしました。Adobeの新サービスをはじめとする多彩な生成AIサービスが登場しており、楽しみながらも潜在的な問題に注意が必要です。

配信している最中に次のエピソードで話したいことが浮かんできたので、次回も音声AIに焦点を絞って話したいと思います。「ポッドキャスター vs 生成AI(仮タイトル)」の文脈で話します。それではまた👋

生成AIを学べるサービスを運用しているので、生成AIの使い方を学びたい人はこちらもどうぞ!


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