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スクラッチ言語(2)スプライト・背景・イベントハンドラー

割引あり

今回はスクラッチ言語入門にとして「スプライト・背景・イベントハンドラー」について解説して行きます。


スプライトはステージ上で活躍するキャラクターです。
このスプライトにはいろいろな性質を持たせることができます。
スプライトの属性は、それぞれのスプライトの性質を決めるパラメーターがあります。
そのパラメータのことをスプライト属性といいます。
スプライトが違えば、それぞれに違った属性を設定することができます。
このことによってスプライトの見た目や動き発生する音などに変化をもたせることができます。
スプライトの属性を変更するにはスプライトリストより変更したいスプライトを 選択します。

スプライトの属性の例を見てみましょう。
ここでは スプライトAbbyについて見てみます。
ステージの下の部分にスプライトの属性欄があります
スプライトと書かれた 下の枠にはスプライトの名前を入れて行きます。
そしてその下には「表示する」という項目があります。 ここでは 「表示」するのか スプライトを 消した状態「非表示」にして するかを 決めます。
また右上には表示する座標 X座標とY座標を指定することができます。
その下は表示する大きさになります。
既定の大きさを100%として、それより大きく 表示するのか、小さくするのかをパーセントで設定します。
そして向き、 これは角度ですね。垂線からの傾きで時計回りの傾きを示しています。 既定値は 90度となっています。

スプライトの座標系
ステージの中央をx座標0、Y座標0として
は 左右方向がx座標、上下方向がy座標 として設定されています。
X座標は 左端が -240から 右端が+240°で
Y座標は下端が-180から 上端が +180となっています。

スプライトの他の属性としては コード・ コスチューム・音があります。
この図では、スプライトAbbyに 設定したコードを 表しています。
スプライトが押されたとき、こんにちはというプログラムです。

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