ゴソノギ__国立医学生の日常

5年生です。「寝る前のお供」になるような心地よいエッセイを、週1.2くらいでのんびりと…

ゴソノギ__国立医学生の日常

5年生です。「寝る前のお供」になるような心地よいエッセイを、週1.2くらいでのんびりと投稿していきたいと思います。 将来は医師として働きながらエッセイが出せたら良いなと夢見ています。 ピン留めしてる初投稿には、私がnoteを始めた理由が綴ってあります。ぜひ読んでください。

最近の記事

  • 固定された記事

(初投稿)大学生、今みんなつらいのでは。

本来なら病院実習をする時期にもかかわらず、家に引きこもり、ブルーライトを目に浴びせながら、実習とは名ばかりの普通の講義を受け続ける。そんな日々を送る中で失ったものは実習の機会だけではない。それは、「社会とのつながり」だ。それを証明すべく私の一日を紹介しようと思う。 8:30 洗顔、歯磨き、朝飯(よくわからないパン×2、味のしないヨーグルト、コーヒー) 9:00 心臓外科講義その1 10:45 ジムでトレーニング(胸トレ) 12:00 帰宅、シャワー、昼飯(よくわから

    • いつ死んでもいいように

      これまでの日々なんかを弱拡大で振り返ってみたときに、あっという間だなあなどと思うことは多々あるが、 「あんなことがあった・こんなことがあった」と、強拡大で具体的に思い出そうとしてみると、あっという間などということはなく、むしろその一つ一つが途方に暮れるほどに長いものだったことのように感じる、というのはよくあることなのではないだろうか。 例えば、暇で暇でしかたがない一日単発バイトをした日なんかを思い出してみるといい。その経験がない場合は、部活動での厳しい練習メニューでもいい。

      • 料理する男はプレッシャーになるらしい

        私は男の中では料理をする方だと思う。カレーをスパイスで作ったこともあるし、オムライスも割って落ちるトロトロのやつを作ることができる。 ただし、そういった「凝った料理たち」は日常的に作っているわけではなく、せいぜい月に1,2回程度のものだ。気分で凝りたいと思った日に凝ったものを作るだけだ。 基本は、「米+みそ汁」というご飯セット的なものに、「納豆と卵」「鯖缶」「胸肉を適当に食えるようにしたやつ」のどれかがくっつく程度だ。炊飯ジャーのまま食うし。 要は、趣味で時に凝りたくな

        • 欲望は余裕の上に在る

          コロナの症状も収まってきたら、久しぶりにラーメン食べたくなってきた。友人と酒を飲むのもいい。キャンプにも行こう。筋トレもしたい。まともに寝られてないから、温泉行って整えてからぐっすり24時間くらい眠るのもまた一興か。 いや、それよりもsexしたい。 普段、低俗とされるようなことも、こんな状態になると、すべてが素晴らしいことのように感じる。 人間、余裕があるから、ダメなのだ。 細かいこと言わずに、一度身体的にしんどくなるといい。生存することだけに全力を尽くしてみるといい

        • 固定された記事

        (初投稿)大学生、今みんなつらいのでは。

          コロナ日記

          Day1 のどがいつもと違う。痛みはない。熱もない。この時期、エアコンをつけっぱなしで寝る私からしたら、いつも通りのことだ。疑う余地なく、いつも通りの日常を過ごした。 Day2 「違和感」が「痛み」へ変わる。37℃を少し超える微熱が出る。ダメ押しの、濃厚接触者判定。緊張が走り、つばを飲み込む。(痛っ) とりあえず、謹慎を決意。ドライブスルーでPCRが受けられるところがあるらしい。明日、いってみるか。 息苦しくて寝れないわこんちくしょう Day3 痛みが持続。それよりも

          女性がハンバーガーを頬張るとき、男性はラーメンを貪る ~食いたいと思ったなら、別に食ったって罪じゃない~

          「JKといえばマクドナルド」という感覚が多くの日本人にしみついているであろうことは、言うまでもない。 ラーメン二郎の開店を心待ちに列をなしている人間たちの9割ほどが男性であるということは、一目瞭然であろう。 そのほかにも、「スイーツは別腹」というセリフを吐きがちなのは女性だし、寿司屋において男性のみで構成されたグループを目にすることは多々あるが、女性のみのグループを見ることはあまりないように思える。 このように、男女で食の好みに違いがあるのはなぜなのだろうか。以下、3つ

          女性がハンバーガーを頬張るとき、男性はラーメンを貪る ~食いたいと思ったなら、別に食ったって罪じゃない~

          「寝貯めと食い貯めはできない」

          私の祖祖母が残した名言なのだそうだが。 確かにその通りだ。さっき二合食べたばかりなのに3,4時間か経てばラーメン大盛とか食べられるし、昨日12時間寝たのに次の日も12時間寝られるし。 なんて素晴らしい言葉なのだろう。「寝貯めと食い貯めはできない」私の座右の銘にでもしようかしら。。。 そんな風に祖先をリスペクトしていたのだが、いろんな人の話を聞くに、どうやら私は普通の人間よりも食べすぎだし、寝すぎなようなのだ。 断っておくが、私は太っていない。体脂肪率は10%だ。むしろ

          「寝貯めと食い貯めはできない」

          酔っ払い音頭

          人はだれかをうらやましいと思っている。そしてそのうらやましがられている人も、そのうらやましがってくれる人をうらやましいと思っている部分がある。 客観的には、結婚を約束されているような相手がいるように見えている人でも、当人は何を考えているのかわからない。 本当にこれでいいのか。このまま人生を決めてしまってもいいのか。 若さに身をゆだねて自由に遊びまわっている人をうらやましいと思っているかもしれない。そしてそれを他人にさらけ出すことは難しいだろう。客観的な評価と矛盾するがゆ

          人生を縁にゆだねる

          将来の夢、趣味、打ち込めること こういった、「打算的な考えなしにやりたいこと」というのは、その人の個性を形成する。もっと言うと、その人をその人たらしめる、いわばアイデンティティであったり、生きた証みたいなものにつながってくる。 私たちは、自分を自分たらしめるものを模索することに、結構時間を割いている。生きた証を残したいと考えている。そのため、日々自分に問いかける。 将来は何になりたいか、趣味は何か、打ち込めることはあるか 【イ】ある人はその答えを見つけ、進み始める。

          自意識過"小"

          ダサい造語だとか言わないでほしい。小か少か迷った。 自意識というのは、非常にコントロールするのが難しい。 時には過剰に、また時には過小になる。人によって傾向はあるだろうが。 自意識過剰になると、駅前なんかを歩いている時、自分が周りからどう見えているかが気になりだす。周りなんて何とも思ってないよと友人から嘲笑されようとも、気になって仕方がない。頭では理解していても、気になって仕方ない。 きっと、心理の深層のところにその原因があるのだろう。本能とか、そういうレベルでの深さかも

          冷や汁 浮かべた氷は食い切るまでに効果を発揮するのだろうか。 いやしないだろう。 局所的に あれ?なんか冷たいぞ? ってなるだけだろう。 小学校のプールとかもぬるい部分と冷たい部分とあったけど、そんな感じだろう。 それでも私は氷を浮かべた。

          冷や汁 浮かべた氷は食い切るまでに効果を発揮するのだろうか。 いやしないだろう。 局所的に あれ?なんか冷たいぞ? ってなるだけだろう。 小学校のプールとかもぬるい部分と冷たい部分とあったけど、そんな感じだろう。 それでも私は氷を浮かべた。

          時間は作るものとはよく言うが、そう言い聞かせれば言い聞かせるほど、自分の首を絞めている気がしません?

          時間は作るものとはよく言うが、そう言い聞かせれば言い聞かせるほど、自分の首を絞めている気がしません?

          なにもない

          集合時間は8:15、起きたのは7:45、口に入れたのは歯磨き粉だけ。 家を出るや否や、始まるのは信号との駆け引き、そして肺活量との勝負だ。見事勝利し、やっとこさ目的地に着いたと思ったらゴミ出しを忘れたことに気づき、とりあえずその場がどうでもよくなる。 回らない頭をそのままに、教授の前で少し恥をかき、午前が終わる。 いったん帰宅し、米と納豆と卵とを腹の中に入れたら、なんか眠くなってきたから寝る。おかげさまで午後の実習に30秒遅れた。もちろん、息は切れてるし頭は回らない。 上

          心の慣性

          電車内で急ブレーキ、急発進をされると我々人間は容易くバランスを崩してしまう。 それは、急ブレーキ、急発進をされる直前の状態に身体が慣れているからだ。 これを慣性の法則という。 それと同じように、心にも慣性がある。ような気がする。と常々思う。 例えば掃除。 綺麗な状態を維持するのは案外容易いものだが、ひとたび汚くなってしまった場合、その状態から回復させるのは難しい、という経験ないだろうか。 人間関係もそうだ。 難なく毎日のように会っていた友人と、ひとたびしばらく会

          スマホが水没しました。ホームボタンを押すと「ぎちっ」と不愉快な音が鳴ります。実に不愉快です。 (iPhone8ですので未だにホームボタンが存在するんですわ)

          スマホが水没しました。ホームボタンを押すと「ぎちっ」と不愉快な音が鳴ります。実に不愉快です。 (iPhone8ですので未だにホームボタンが存在するんですわ)

          安いガソリンスタンド見つけた

          〜愛、自由、希望、夢、足元をごらんよ、きっと転がってるさ〜 Mr.Children.名もなき詩 〜幸せなんか、そこらじゅう、いっぱい落ちてるから〜 Mr.Children.ひびき 人は時に、もうこれ以上は進めない、と諦めてしまうものだ。 車だって同じだ。 中古で買った我が愛車デミオくんはその日、普段なら点灯することのないものが、朝から点灯していた。 眩く光るそれは、「もう少しでガソリン無くなりますよ」ランプであった。 それでも私は進んだ。なぜなら、時間がなかったか

          安いガソリンスタンド見つけた