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Brian Setzer - The Devil Always Collects (2023)

 随分目立つアルバムジャケットだなと思えばブライアン・セッツァーの入れ墨だらけの背中だったという話だが、これはまた新作のようなので、久々に聴いてみたくなったのでそのままアルバムリスニングタイムに突入。最近はYouTubeで大抵アルバムが聴けてしまうのでPVチェックも兼ねて見てしまうが、冒頭から全くオールドタイムなPVとご機嫌なカントリーロカビリーが流れてきて、やっぱりロックンロールはカッコ良いなぁ〜と改めて感心しながらノリノリで聴いてしまった。

 別に新しい事してる様子でもないし、今までのアルバムと何が違うのかと言われても対して違いはないような気もするが、それでも新作だし、今の音と今のブライアン・セッツァーのサウンドが聴けるのがありがたいので、どっぷりと楽しむが、よくよく聴いているとギターの音がホント渋くて、リバーブじゃなくてエコーなのかな、トレモロもこんな風に鳴るのなんて今どき他では聴けないだろうし、ドラムなんてまさにカントリーでしかないが、そこがブライアン・セッツァーばりのロカビリー風味に化けているからカッコ良い。ギターのソロフレーズにしたって昔ながらのプレイばかりだけど、ホントに上手いし音がカッコ良いし、痺れるフレーズやプレイばかりだからもう堪らない。

 いつの時代でもこういうサウンドが身近で聴けるのは嬉しいし、今でも斬新さを放っている個性はやはり強烈で、年齢を全く感じさせないロカビリー一発のスタイルながらもバリエーション豊かなサウンドで彩られたこの「The Devil Always Collects」も最高にご機嫌な一枚。


Chat GPT ver.

ブライアン・セッツァーの新作アルバム「The Devil Always Collects」は、彼の根強いロックンロールへの愛と、ギター演奏の巧みさにいつも感心します。伝説的なレトロロッカー、ストレイ・キャッツの長年のギタリストとして、彼はバンドが1970年代後半に結成されて以来、着実に成長し、彼の世代で最高のギタリストの一人として称賛されるべき時を迎えました。セッツァーが今演奏する精度と明瞭さは、純粋な聴覚の饗宴です。

彼の演奏は常に良かったですが、初期のストレイ・キャットのレコードが最初に証明したように、彼は年を重ねるごとに着実に向上し、すべての音楽的進化を通じて、彼の演奏は今や偉大なレベルに達し、そのように認識されるべきであるという点まで進化しました。そうしないことは、音楽的無知の罪です。

最新作「The Devil Always Collects」では、セッツァーは21世紀のジーン・ヴィンセントとエディ・コクランのハイブリッドのように聞こえ、ギターの技術が時速100マイルで高速で駆け抜けるかのような、ロカビリー音楽の2つの主要なテーマ、つまり女性と楽しい時間について歌っています。彼のギター演奏は息をのむほどのダイブやランでジワジワと響きます。

この騒々しいコレクションからのハイライトには、不吉なタイトルトラック「The Devil Always Collect」、チャック・ベリーの影響を受けた見事な「Girl On The Billboard」、燃えるような「Black Leather Jacket」、激しいリトル・リチャードの影響を受けた「She’s Got A Lotta… Soul!」、そしてユーモラスな「A Dude’ll Do (What A Dude’ll Do)」が含まれます。

このアルバムは、セッツァーの楽器演奏だけでも聴く価値があります。曲が聴きやすいという事実は、初期のロックンロールのように、ボーナスのようなものです。ブライアン・セッツァーは、私たちがみんな知っているそして愛する音楽の火を守る者であり、そのために私たちはみんな感謝すべきです。


好きなロックをひたすら聴いて書いているだけながらも、聴くための出費も多くなりがちなコレクターの性は皆様もご承知の通り、少しでも応援していただければ大感謝です♪