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U.S. 00s Pops

Adam Lambert - The Original High (2015)

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 Queenはロックファンからしたらロックだけど一般からしたらポップスの領域にいるヘンなバンドで、特に売れた後期はポップソウル系な曲が並ぶからヒットチャートの中で異質でもなく、チャートにいてもおかしくないサウンドだった。ちょっと前にQuee+Adam Lambertのライブ映像を見てたのでAdam Lambertの作品を聴こうと。

 2015年作品「The Original High」はQueen参加ツアーの後に録音されている作品で、音楽的にQueenの影響は全くない。彼自身は音楽を創造していないから、プロデュース側が作りたい音に加えてアダム・ランバートの持っている魅力を引き出す曲を揃えて作られている。でも、Queenのセッションで素晴らしい歌声を披露して、正にフレディ・マーキュリーの生まれ変わりのようなボーカルスタイルだ。それもアダム・ランバートの持つ音楽性が固定されていないから純粋なボーカリスト。

 聞きながら書いてるけど、歌は凄く声出てるし説得力もある。高音域に偏りすぎてるが、バックの音作りが売れ線で興味も持てないし、拒絶する傾向の音なのでQueenから流れてくるリスナーはここでオシマイ。元々のリスナーがQueenを知る事はあってもQueenのリスナーがアダム・ランバートのソロ作を気に入る事は少ない。売り手側が元々のアダム・ランバート路線で売りたいのが本音で、そうしないとアダム・ランバートの未来もないと判ってるけど残念。

Britney Spears - My Prerogative (2004)

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 同じセレブな人でも若すぎるとハチャメチャな生活になる代表的なプッツンアイドルのブリトニー。まともに聴いた事もないし、PVをマジメに見ないので全然知らないけど、情報はなぜか入ってくるから売れっ子。ベスト盤「グレイテスト・ヒッツ:マイ・プリロガティヴ」を聴いた。

 ベスト盤でも知らないので、ほとんどが初耳だが、サビだけ知ってる曲があって不思議。ブリトニーの曲だったかなどもある。音だけでは面白くもないし凄いとも思わないしブリトニーじゃなきゃいけない理由もない。何で売れたか分からないが、ルックスやダンスの切れ味とあるけどCDの必要性はない。DVDならラスベガスのライブも見たけどパフォーマンス性が高くてショウアップされたエンターティンメントだから、見て楽しめる。

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好きなロックをひたすら聴いて書いているだけながらも、聴くための出費も多くなりがちなコレクターの性は皆様もご承知の通り、少しでも応援していただければ大感謝です♪