LAPRAS の エンジニアチーム交流会

所属するLAPRAS株式会社の取り組み周りの紹介記事です。
エンジニアチーム交流会と題して「社外のエンジニアチームと合同で、技術や開発プラクティスについてディスカッションする場をつくる」 というものをやり始めたのでこれについて紹介します。

主な目的は「外部のチームの文化やプラクティスに触れることにより、チームの視野の拡張や、自己認識を更新すること」です。
社内だけを見ていると自然と同じ価値観が基準となり、つい盲目的になってしまいます。ディスカッションを通じて他社の良いところを学ぶことはもちろん、自分たちの良いところに改めて気づくことができたりなどなど、チームの成長に寄与する活動だと捉えています。

(というと固いですが、交流を通じて楽しく学びが得られる場という期待値がニュアンスとして近しいと思います)

この記事のスコープ

この記事はエンジニアチーム交流会の具体的な流れについて共有するものです。試行錯誤が一段落し、ある程度の手応えとともに進行の型が固まってきた感覚を得たため、せっかくなので具体的な流れについてまとめたものを公開しようというのがモチベーションです。

成果のサマリや、ご一緒いただいた企業様の反応などは別の機会に扱えればと考えています。

概要

簡単に言ってしまうと「各チーム3~4名程度集まって開発に関わる関心事についてざっくばらんにお話しましょう 」「これをきっかけにちょくちょく交流していきましょう」というものです。

以下、具体的な構造や利用ツール、トピックや雰囲気について触れていきます。(フリーハンドで進めて目的が達成できるのであればきっとそれが一番よいので、こだわりをもつ必要はありません)

形式

  • 時間 : 1時間程度

  • 人数 : 合計8名程度(各チームそれぞれ3~4名)

  • ロケーション : オンライン (オフラインもwelcomeですが現状実績なし)

  • 外部配信/公開:なし

    • 映像の配信や公開は想定していません。イベントレポートなどは相談のうえ作成/公開するケースもあるかもしれません。

利用ツール

付箋ボード (FigJam や Miro など) があると便利です。
現在(2023.11) のLAPRASではFigJamを利用しつつ、以下のようなテンプレートを使って運用しています。Figmaのアカウントを持っていない外部の方からも時間限定でアクセスできる設定ができるところが気に入っています。

交流会の会の流れ - 全体

大きく「自己紹介」「トピック抽出」「ディスカッション」「クロージング」の4つのフェーズに分けて進行します。以下、フェーズごとに詳しく触れていきます。

Phase1 - 自己紹介

アイスブレイクや会話の前提条件を揃えることを目的に、参加者個人の自己紹介とプロダクトやチームについての紹介を冒頭に行います。
早い段階で全員が一言発言できたほうがよいと考え、順番は個人 -> チームとしています。

個人

"今日のお題"を設定した後、参加者一人ずつ順番を回していきます。当てられた方は名前とポジション/役割を共有したのち、今日のお題について一言頂きます。

お題は「最近買ったもの」「最近のマイブーム」「最近のやらかし」等々をファシリテータが気分で設定します。

チーム

それぞれのチームの代表者が、プロダクトとチーム構成について簡単に共有します。それぞれ3~5分程度を想定しています。
スライドを用意する方もいれば、プロダクトのWebサイトなどを画面共有しながら説明する方もいます。

Phase2 - トピック抽出

3~5分ほど時間を取り、話したいトピック(質問したいこと / 今悩んでいること / フィードバックがほしいこと) を付箋で書き出していきます。

トピック抽出の様子

一通り出揃ったらィスカッションするトピックを選びます。更に3分ほど時間を取り、ざっと付箋を眺めて各参加者話したいと思ったものにvoteし、得票の多いものから順番にディスカッションしていきます。

Phase3 - ディスカッション

付箋を書いた人に補足説明をしていただいた後、ディスカッションを始めます。質問への回答、リアクション、関連する付箋をピックして話題を移す等々展開していき、対話を深められるよう進行します。
(残りのトピックの数を意識しつつ)一段落したところで次のトピックに映ります。

こんな感じで関連情報やリアクションなどをみんなでペタペタしながらやります

これを時間の許す限り続けます。

盛り上がりに寄っては全ての伏線を消化することが難しいので、その場合は残りを非同期でコメントし合う形にしたり、第2回を開催するなど調整します。

Phase4 - まとめ/クロージング

参加者1名ずつ、会の学びについて一言ずつ共有いただきます。


おわりに - ご一緒にいかがでしょう?

以上、LAPRASではこのような形でエンジニアチーム交流会を実施しています。事前準備は必要なく、気軽に実施することができるので、ご興味のある方はお声掛けいただけるととても嬉しいです。

おまけ - 参加者の声など

ありがたいコメント等々頂いておりますが一旦脱稿したいので改めて :)
パワーのあるときに追記しておきます。

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