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パワハラへの対処法

医療系エッセンシャルワーカー。その職場は3月に配属になったばかりの新人です。1か月経ち、パワハラを何回か受けたので、業務リーダーに相談しました。彼女は聡明な若い女性。真摯に聞いてくれました。

まずはパワハラだと思っても新人の利点を活かして「知りませんでした」「今後気をつけます」「教えてくれてありがとうございます」など、絶対服従しつつ、心の閻魔帳にメモ。

リーダーが聡明ならまず相談

パワハラとは…「受けた側がそう感じれば」の事案なので、まずは上司に相談。当事者ではなく第三者が「本当にパワハラなのか、指導の範疇なのか」を判断して必要ならば改善する。それが上司のお仕事、大変です。

「パワハラだと感じました、嫌な気持ちです」と。3名の事案を伝えました。そして「部下に快適に働いてもらう、それがリーダーの役目で、でもそれが一番難しいのは理解しています」とも伝えました。

正直、肉体労働は初めて。新しい職務なので右も左も分からない。立ちっぱなしで4時間が日に2回。肉体的にもキツい。業務は多岐にわたり、半年から一年でやっと使い物になるレベルの、頭脳も肉体も酷使する仕事です。

3名で4つのパワハラ事案

詳細は控えますが、すべてリーダーに伝えました。彼女も心を開いて「実はその3名、問題になってます…他からも報告が多々」と吐露していました。

一番酷かったのが、トップ画像のとおりです。実に関西風(笑)。もちろんガン無視しましたが。

「でもね、治らないと思うんですよ。何度も注意しているのに…」
「お察しします…それ治りません。ぼくも企業の組織にいたので…」
「どうしたらいいですか…?」
「今度パワハラやったら退職勧告するよ、しかないでしょうね…」

最後にリーダーがぼくに聞いた言葉

「この件、彼らの上司に伝えてもいいですか?」
業務は重なっていますが、組織体系としては2名は別の上司。彼女ではパワハラさんたちに、直接は伝えられないんです、人事権がないので。

「あなたを信用しています。好きにしてください」

何度も何度も「申し訳ありませんでした。私の不行届きで」と謝られました。

「どんな組織でも2割くらいはそういう人たちがいます。あなたのせいではありません。相談に乗ってくれて、ありがとうございました」

そしてぼくから信頼するリーダーへのプレゼント
「来週も張り切っていきましょー!よい週末を」

ぼくが京都のカフェのオーナーになるまで 1,109

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