最近みた映画の感想_2022年10月
※内容の核心に触れるようようなネタバレはしないようにしています。
■エスケープ・ルーム2:決勝戦
前作のエスケープ・ルームをNetflixで観て面白かったので、こちらも視聴。
今回はゲームの生き残りが集められて、再び命を賭けた脱出ゲームをやらされるわけですが、前回を上回る緊張感でとても楽しめました。
今回も登場人物がキャラ立ってて個性的(特に神父)だし、謎解きの内容も凝っていて面白かったです。
私なら最初のゲームで余裕で死んでる\(^o^)/
続編を匂わせるオチになっているので次作に期待です(^^)
■屍人荘の殺人
ミステリー要素とホラー要素をかけ合わせたありそうでなかった面白い設定に惹かれて視聴。
主人公の葉村君が良いキャラしてて、神木隆之介の演技が良かったのも相まってとても良かったです。
ちょいちょいコミカル要素を盛りこんでいて独特な雰囲気になっているのと、話のテンポが良くてどんどん進んでいくのも良かったです。
■キングスマン: ゴールデン・サークル
キングスマンがとても面白かったので続編も視聴。
キングスマン達のスーツ姿はパリッとしていて着こなしや動作がスマートですっごくカッコいい!
今作もアクションが最高で大満足の内容でしたが、欲を言えばもっとチャニング・テイタムを活躍させてほしかった・・・。
エグジーとハリーの話は3部作で完結らしいですし続編に期待です!
■ガンパウダー・ミルクシェイク
予告編に惹かれて視聴。
ストーリーがわりと適当感あるというか普通だし、心理描写が弱くていまいち感情移入がしずらい印象でした。
アクションはまあまあ良かったものの、途中の会話が多くて中だるみ感があり、もう少しテンポ良く話が進んでいくと良かったなあと思いました。
■Z Bull ゼット・ブル
エナドリを飲んだ社員が凶暴になって互いに殺し合いを始めてしまい、難を逃れた主人公たちが会社からの脱出を目指すストーリー。
凶暴化した人間は完全に理性が無くなったわけではなく、ある程度会話ができるのがストーリーにアクセントを持たせていて面白かったです。
社内のヒエラルキーをうまくお笑いのネタにしてるのも良かったです。
■グリーンランド―地球最後の2日間
降り注ぐ隕石から避難するため主人公一家がシェルター目指して逃げるストーリー。
ジェラルド・バトラーが出てる映画は8割ぐらい当たりって印象ですが、今回も当たり映画でとても良かったです。
終末が迫るにつれ、善良だった人間が大切なものを守るために悪に染まったり、最初は冷静だった民衆が暴徒化していく描写も良かったです。
今作で終わりかと思いきやすでに続編が決定しているそうで、どんな内容になるのか今から楽しみです。
■劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」
アニメがすごくよかったので劇場版も視聴。
ストーリーは黎明卿のボンボルドとの戦いがメインとなっています。
主人公たちは冒険には危険が伴うと覚悟してきているとはいえ、まだ幼い子が上昇負荷で苦しむ姿を観るのは辛いものがありますね。
僅かな判断ミスで簡単に命を落とす過酷なアビスでの冒険を見事に映像で表現されていますし、ストーリーも原作リスペクトでしっかり準拠しているので、原作が好きな人は間違いなく楽しめる映画だと思います。
■LOU/ルー
壮年の人物が活躍するのが好きなので、予告に惹かれて観たんですが正直期待しすぎた感がある映画でした。
アクションメインなのかと思いきやアクションはほんの一部で、会話や誘拐された子どもをのんびり追っているシーンがほとんどで引き伸ばし感がありました。
誘拐した犯人は人間のクズですごい悪いやつって触れ込みのわりに、劇中はクズな描写が殆どなく、あんまり悪いやつに見えなくてイマイチのめりこめませんでした。
■ホラーマニアVS5人のシリアルキラー
5人のシリアルキラー達の集いの場に手違いで入り込んでしまったホラーマニアの主人公が襲われるコメディタッチのスリラー映画。
シリアルキラー達が輪になって悩みや出来事を話すシーンがなかなかシュールでした。
力持ちや天才肌に狂人などシリアルキラー達のキャラが立っていて良かったです。
■ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
スパイダーマンの映画に出てきたヴェノムが主人公の映画でソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)の第2作目。
トム・ハーディとヴェノムのやり取りは皮肉が効いていて面白いですね。
敵役を演じたウディ・ハレルソンとナオミ・ハリスの演技が良くて、良い感じにイカれた悪役感が出てて良かったです。
迫力のあるカーネイジとヴェノムの戦闘シーンも最高でした。
■マッドマックス 怒りのデス・ロード
ヴェノムのトム・ハーディが出てるつながりでこちらも久しぶりに視聴。
やっぱり何度観ても飽きない最高の映画ですね。
寡黙であまりしゃべらないけど存在感のある主人公のマックス 、はっちゃけぶりが最高なウォーボーイズ、自分こそが神だといわんばかりに傍若無人に暴れまわるイモータン・ジョー、反旗を翻して襲いかかる敵を蹴散らしていくフュリオサなど、登場人物たちがどれも魅力に溢れてて最高です。
ヒャッハー感あふれる世界感やBGMの良さもあいまってとても良質な映画になっています。
フュリオサを主人公にしたスピンオフ作品が2023年6月に全米公開予定との事で、日本での公開が待ち遠しいです。
■フォーエバー・パージ
1年に一度、12時間の間すべての犯罪が合法化される『パージ』をテーマにしたシリーズの第5作目。
いつ襲われるかわからない緊張感や、有無を言わさず人が襲いかかってくる理不尽さはいつものパージと遜色なく良かったものの、これまでのシリーズとくらべて内容が薄かったなと思います。
パージの狂気に染まらず相手を許した2作目のレオや、パージに反対する3作目のローン議員やジョーのようなメッセージ性のあるキャラが今作ではおらず、トラックの荷台からガトリングおじさんやチョコパイ絶対食べたいガール達みたいなインパクトのある悪役がいなかったのも残念でした。
パージ中の出来事を描いたこれまでの作品と違い、パージが終わった後の出来事を描いているので仕方ないところはあるものの、暴動が起きた街を脱出するだけのパニックムービー感が強くて肝心のメインテーマであるパージが置いてかれてる感が否めませんでした。
とはいえパージが終わらず街が狂気に染まっていってからの展開はトントン拍子に話が進んでいきますし、スリリングな展開が続くのでダレること無く楽しめました。