何十年と夜の蛾でしかなかった私が昼職を始めた。
コロナの事があって、夜の仕事のやる気を一気に失い・・・何より性欲が戻らなかったのだ。

意外と完璧を目指す自分は、夜の仕事に関しても全力で向き合ってきた。
勿論お金の為なんだけど、手抜きだと思われるのは屈辱的なのだ。
見た目はお客様の好みじゃないかもしれない。
でも、爪痕残さなきゃリピートの取れない女の子になってしまうのだ。
リピート＝お金だから頑張るしかない。
そうじゃなきゃなんの為に夜の蛾になったのかわからないから。
稼いでこそこの商売の旨みなのだ。

だがしかし、何故だろう。
やっぱり性欲が戻らなかった。
子供と過ごす幸せな時間は沢山堪能した。
だから満たされた。
後は頑張るだけなのに、砂漠のように性欲が枯れ果ててるのだ。
全くムラッともしない。

もし私が男性だったら使い物にならない竿をぶら下げてるだけに過ぎなかっただろう。

そうなると出勤出来ない。
リピートさんに質が落ちた。と思われるのは更に嫌だし、もうそうなったら辞めたろ！くらいに思ってた。
だがしかし、その時は本当にいきなりやってきた。

お客様からはお誘いのLINEが沢山くるのに、お断りの日々が続いた。

でも、これからずっと働かない。と言う選択肢はないわけで。
何かしなきゃな・・・と思いタウンワークとにらめっこする日々。
時間だけが過ぎていった。

だって本当にまともに働いたことないんだもん。
3日しか続かない。4日目には親族を何回殺したか・・・（笑）
そんなクズ女だから昼職探しも困難。
何が自分に合うのかわからないのだ。
苦じゃなきゃやれるのだ。
やり甲斐さえあれば。

夜の蛾なんてよく出来るね？と思うかもしれないが、タイマンだし、自分への評価はリピートと言う形になってわかりやすく帰ってくる。
馬鹿な私でも理解出来る仕組みなのだ。
そして地味にリピートが自分の元に帰ってきてくれると嬉しい。
お前がいい！と評価されてるようで、素直に嬉しいのだ。
そんなリピートさんとは仲良しになれるし、私も頑張ろ！と思える。
お互いにウィン・ウィンの関係を作れるのだ。

だからずっと夜の蛾でいれたのだ。
本当にリピートさんのお陰です。
⬆この言葉に嘘はない。

でも私の性欲事情が私を追い込んだ。
いい仕事が出来ないなら引退を視野に入れなくては・・・。
年齢的にも、もしかしたら枯れ始める頃なのかもしれない。
本音はまだ引退したくない。
性欲ウェルカム！！

まぁ・・・そんなのを待ってたら本当にババアになりそうだから、とりあえず昼職を・・・。

そんな時に救世主が現れた。

彼は何年も前から私の顧客に昇格した男性なのだが、彼が自分の職場を紹介してきたのだ。

職種は介護職。どうやら会社で割と地位が高い位置にいるらしい。（ちなみに顧客でもプライベートな事は聞かない主義なので知らなかった（笑））
今なら私の言い値で雇えるかもしれないと。
短時間からでも社会復帰と思ってやってみない？とお誘いがあったのだ。
高校も中退した私が唯一取った資格。
ヘルパー2級。
ずっとタンスの中で眠り続けた資格が役に立つ時がきたのだ。

この男性・・・私がクソ女な事は誰よりもわかってる。2人の立ち位置的にいつも私が偉そうなのだ。
でも彼はずっと私のリピートさんだった。

しかも何年と私の本名すら知らない。
私は知ってたけど。（笑）

そんな彼にさそわれて、じゃ、とりあえず体験1日だけさせて。給料出ないと思うから個人的にくれたらいいわ！なんて私に言われそれでもニコニコしてるんだから神だと思う。（笑）

そんな彼の職場に1日体験をし、そこからちゃんと就職の手続きをし、今日初給料を貰ったから記念にこのblogに書いてみた。

詳しくこのくだりも書きたいから次回また書こうと思います。

今言えることは、私介護職向いてたらしい。
くそ楽しい！！

以上

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