2015年放射線治療専門医試験 解答・解説案

2015年放射線治療専門医試験 解答・解説案

・個人が調べた範囲の解答案ですので、誤植や間違い、リンク切れはご容赦ください
・複数正解や正解がなく、答えが導きだせていない設問があります。
・最小限の解説はありますが、必要に応じて成書をご参照ください
・適宜アップデートしていく予定です
・ステージングは2019年現在のものを採用しています。
・何かあればコメント頂ければありがたいです。

更新情報===========
Q1-13 20.8.5
Q14-31 20.8.23
Q32-46 20.8.24
Q29-30 21.4.16
Q49, 52, 58   21.4.26
Q15 21.8.3
=================

1
a: ×
b: ○β線、γ線などを線質というようです。
c: ○
d: ×「ウェッジ角度は、水ファントムの深度 10 cm での、ウェッジビームの等線量線とビームの中心軸に対する法線とで形成される角度」(Elektaホームページ)
e: ×線量比率

2
a: ×乳頭をCTVとするとPTVは体外になります。
b: ○IGRT+/-。シェルの有無でも変わると考えるのが普通と思う
c: ×IMを小さくできるのが呼吸同期。
d: ×CI=処方線量の95%が処方される体積/PTVの体積。1に近い程よい
e: ×病巣の立体的形状に合わせて放射線を集中し照射する方法を原体照射と呼ぶ。高精度治療になるほど照射体積/標的体積=高くなると考えると、小さくなるのではなく大きくなるということだろうか。

答えはb

3
半減期短い→注射系→a or b
a: 50.5日
b: 2.67日

したがって答えはbでしょうか

ここから先は

7,890字

¥ 2,980

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?