見出し画像

帰化申請書のWordファイルは自分で作る

帰化申請書のWordファイルは自分で作る

今日は帰化申請の書類について。
帰化申請を取り扱う行政書士は申請書の電子版を持っています。

これがないと商売にならないと言うのが現実でしょう。
帰化専門の人は、Word版を持っていることが多いです。
(法務局の担当官からも持ってますよねと言われる)

さすがに手書きの書類は業者としては体裁が悪い…

帰化申請書は法務局はネットで公開していないです。
事前相談に来た人にだけ交付する形です。

PDF版なら比較的容易に手に入ります。
法務局で事前相談を受けたら、申請書一式を貰えます。
この書類をスキャナーに掛ければPDF版は入手できます。

もしくは「帰化申請書 ダウンロード」と検索すればPDFが落とせます。
(ネットで出ている物は古い物も普通にあります)

Word版やエクセル版はそうはいかないです。
これは自分で作成するか、持っている人から譲り受けるしかないです。

ネットでExcel版を販売しているサイトもありました。
(レビューを見ると微妙な感じですが)

商売道具である最新版の帰化申請書類のWord版をくれる人は居ない。
(私も欲しいと言われても…)

帰化の申請書は頻繁にフォーマットが変わります。
2022年には申請書が大幅に変更されました。
(在留カード番号を書く欄が増えた)

2023年に居宅附近の略図等と勤務先付近の略図等が一新されました。

新しい書類は「申請者の自宅付近の略図」と「申請者の勤務先付近の略図」です。
前は別々に分かれてましたが、今は1枚の書類になっています。

この様に帰化申請書は、シレっと様式が変わります。
様式変更が公開されることは無いです。

申請者の自宅付近の略図の書き方はこちら

法務局の事前相談に行って、新しい申請書を貰ったら新しい電子版を作り直します。

PDFにするだけなら比較的簡単ですが…
スキャナのレベルによっては、下地が青紫色になったりします。
(このままだと使えないです)

PDFの加工ソフトが無いと、テキスト打ちできないのも…

結局は自分で作り直すことになります。
作り直すのも手間がかかります。

まず法務局が出している物とほぼ一致させないといけない。
普通にWordやExcelでベタ打では、同じ様には出来ないです。
(相当以上のスキルが無いと作れない)

かといってスキャンしたPDFをWordに変換しても…
グチャグチャで使い物にならないです。

私はAdobeのイラストレーターで作成します。
微妙な文字の配置や間隔でもイラレなら作り直せます。
フォントの種類やサイズ間隔も合わせられます。

AIファイルからPDFに変換して、Wordに変換する。
この手順を踏めば、使用に耐えられるワードファイルが完成する。
(微妙にズレているけど)

この方法は誰でも出来るかと言われると・・・
イラレをある程度、使いこなせないとキツイ。
これだけの為に高額なイラレのサブスクを買うのも。

今日はここまで


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?