【新社会人】社内報告って、難しい
先日、社内報告がありました。
新しく始める案件の概要や費用、スケジュールなどを社内の人に伝えるためのものです。
先輩に教えてもらいながら資料を作り、報告の練習をする。
案件についてしっかり理解してるし、資料の内容も問題ない。
報告も淀みなくできるようになった。
これは完璧だろう。
そんな気持ちで、報告当日を迎えました。
ひととおり報告を終えると、その後は質疑の嵐でした。
丁寧に説明したつもりなのに、質問者は口を揃えて
「この○○についてあまり理解できていないのですが…」
ときりだします。
もはや枕詞のよう。
あんなにしっかり説明したのになんで…?と思いましたが、よくよく考えればこうなるのはあたり前。
なぜなら、相手の立場にたった報告ができていなかったから。
新しい案件についてたくさん調べ、考え、悩んだ私にとっての「わかりやすい説明」と、今回の報告で初めてこの案件を知った人にとっての「わかりやすい説明」は全く違うものです。
案件の内容を理解するために必要な情報を、自分は知っているから、という理由で無意識に省略したり、「ここはいちいち説明しなくても大丈夫だろう」と勝手に判断して説明を飛ばしたりしていては、聞き手にとってわかりやすい報告とはいえません。
報告前の私には、この視点が抜けていました。
答えられないような細かい質問もたくさん飛んできて、その場にいた先輩たちの助け舟のおかげでなんとか乗り切ることができました。
今回の報告で、聞き手の立場を想像して報告内容を組み立てることの大切さを改めて実感しました。
自分中心で考えると、どうしても独りよがりな報告になってしまいます。
案件の理解だけでなく、もっと色々なことに意識を向けられるようにならねば。
たくさんの課題を発見できた報告会でした。
まだまだだなぁ。
もっと頑張ろう。
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