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【速水御舟】 日本画 / 版画 (木版)「牡丹」査定 買取 致します。

作家名:
速水 御舟

作品名:
牡丹

作品分類:
131×67.5cm
木版


◎速水御舟の芸術

速水御舟(はやみ ぎょしゅう、1894年 - 1935年)は、大正から昭和初期に活躍した日本画家です。彼の作品は、従来の日本画にはない迫真的な写実作品で知られており、西洋の写実技法と東洋の写意の融合を図った独自のスタイルが特徴です。彼は40歳の若さで亡くなりましたが、日本画の新境地を開拓した姿勢は今日でも高く評価されています。

彼の代表作には、「炎舞」「名樹散椿」「牡丹花(墨牡丹)」などがあります。たとえば、「炎舞」は1925年に軽井沢で完成された作品で、彼の代表作の一つとされています。また、「鍋島の皿に柘榴」(1921年)や「夜桜」(1928年)などの作品も知られています。

速水御舟の画業は、初期には新南画と言われた今村紫紅の影響を受け、琳派の装飾的画面構成や西洋画の写実技法を取り入れつつも、1つの様式にとどまることなく、生涯を通じて画風を変え、写実に装飾性と象徴性を加味した独自の画境を切り拓きました。

彼の作品は、ひろしま美術館や山種美術館など、日本の複数の美術館で所蔵されています。山種美術館は速水御舟の作品を120点所蔵しており、「御舟美術館」とも呼ばれています​​​​​​。


◎速水御舟の「牡丹」

速水御舟は、1934年に「牡丹花(墨牡丹)」という作品を描きました。この作品は紙本・墨画彩色で制作され、サイズは43.5×58.7cmです。特にこの作品は、彼の独特な画風をよく示しています。御舟は、日本画に西洋の写実技法を取り入れたことで知られており、「牡丹花(墨牡丹)」もそのような特徴が表れている作品です​​。

また、御舟は1926年に「寒牡丹写生図巻」という牡丹のスケッチを描きました。この作品は、画巻として仕立てられ、全長は377.4cmに及びます。制作年がわかるのは、巻頭に御舟の自筆で「牡丹 大正十五年二月寫」と記されているためです。この作品は、従来の日本画には見られない精密な描写と、西洋画の影響を受けた彩色手法が特徴的です​​。

これらの作品を通じて、速水御舟が日本画の伝統的な要素と西洋画の技法をどのように融合させていたかが理解できます。彼の作品は、当時の日本画の新しい地平を切り開いたと評価されています。


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