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ざわつく心をなだめる

最近、自分の心の狭さにげんなりしている。
なんというか。
これは私の著作なのに、という思いが募って、
他者の動きが疎ましいのだ。
なんという心の狭さ。
その人は思っていないかもしれないが、
「売れているのは私のおかげ」
と思ってるんだろうなと思わせる言動に
いちいち腹が立つ。
ともあれ、売れてるんだからいいじゃない、とも思うが、
著者としてのプライドが、アホみたいなプライドが、
その言動に気持ちが逆撫でされてしまう。

ああ、小さい。
本当に、小さい。

そんな気持ちを見つめながら、
早くそこから脱したいと思っている。
直木賞候補になった小説でも、
初版売りきりで重版がかからないと、
その著者はつぶやいていて、驚愕する。
そんな状況にあって、著作に重版がかかるんだから、
ありがたいではないか。
と思うのだけれど。

結局自分のそんな心は、自分でなんとかするしかなく。
とにかく、前に進むしかないと思うわけで。

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