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キャニオニング

キャニオニングは、アメリカ合衆国ではキャニオニアリング(Canyoneering)の名で知られ、アウトドアスポーツのトレッキング、クライミング、懸垂下降、カヌー、水泳、飛び込みなどの要素を用いて渓谷の中を目的のポイントまで下って行く活動を行なう。
登山の沢登りとは逆に渓谷を下っていくことを目的とする。(ウィキペディアより)

友人から誘われて「涼しくて楽しそうだなぁ」という単純な動機で今回初めて参加した。

場所は大分県と宮崎県の県境にある「藤河内渓谷」。集合場所の佐伯市宇目の道の駅から車で山をぐるぐると上っていくこと数十分。現地に到着。そこで、ツアーガイドの方から説明を受けて、ウエットスーツなど装備を整えて、準備運動をしていざ出発。

まずは渓谷を下るために上へと登っていく。通常の山登りに水の勢いも加わって体力を消耗する。渓谷なので予想通り涼しくて水も冷たいので体温も奪われる。(この日は19度だったそう)最初はぼちぼちついて行けていたけど、ある場所でどうしてもつまづいてしまって、私は皆とかなり離れてしまった。

その場所は水の流れているところで、端の溝に足をかけて登るのだけど、どうしても足が滑ったり腕の力がなかったりで登ることができなかった。あと少しで頂上なのに行けないもどかしさと係の人に迷惑を掛けていることへの申し訳なさで、完全にオロオロしていた。

そこにツアーガイドの隊長さんが下りてきて一緒に上ってくれたのだが、その時の笑顔と掛けてくださった言葉がとても嬉しかったのだ。

ヨロヨロしながら進む私に「疲れたね~」「上手くいかない日もあるよ」と声をかけてくれた。その上で、進む時の足の運び方などのポイントを丁寧に教えてくれ、飛び越えて行けたら「いいね~」と褒めてくれる。
そして、とにかく明るくて安心感がある。隊長だなーと思った。

登りたいと思いながらできない自分が悔しいし、恥ずかしくて諦めかけてたのを明るく引き上げてくれたのが死ぬほど嬉しかった。あの時、前に進めていたかったら多分、心から参加してよかったとは思えなかっただろう。

この下の写真は登りきった後に、初めて飛び込みしたところ(笑)

フォローする人のやり方次第で、こんなにもモチベーションが変わることを身をもって感じた。キツイ時に明るく助けてくれる人の存在は本当に大きい。私自身も周りの人に対して、こんな風に手を差し伸べられる人になりたいと思った。

今回お世話になったのはこちら↓
https://sotoasobi.net/activity/canyoning-showerclimbing/10/44/92/391
皆さん優しくてとっても楽しかったです。
ありがとうございました!

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