暮らしの中で良いことを見つけるのにも筋トレが必要だ
今日も生産性のない1日だったなぁ…。
と、思うことが増えた育休中。そんな自分の考えを改めたくて、昨年末から3行ポジティブ日記を始めました。
これは1日の終わりにその日の出来事を振り返り、よかったことを3つ書くというもの。
寝る直前(15分前など)に書くのがポイントだそうで、良いことを考えたあとに寝ると、ポジティブ思考が高められるそう。書くものはノートだけでなく、スマホのメモでも構いません。
無理やりポジティブに物事を考えるの?それだけで、果たして意味はあるの?と正直、疑心暗鬼ではじたのですが、思いの外わたしには効果がありました。
今日は続けられている理由と続けられるコツについてまとめました。もし、わたしと同じように、今日なんだかイマイチだったなぁ〜と毎晩思っちゃう人こそ取り組んでほしいです。
当たり前こそ、感謝の宝庫
とはいっても、わたしも最初は感謝することや良いことを見つけるのに苦労しました。なぜなら、今まで感じていたよかったことのレベルが高かったから。
これらも素敵なことなんですが、毎日続くことでもなければ、外的要因や得られたものに幸せを感じていたことがわかります。
でも、今や幼い子ふたりを育てる真っ最中。一日中、赤子のお世話で外出ゼロの日もありますし、部屋は散らかり放題でどうしよ〜〜書くことなくない?と、愕然とした日もあります。
ですが、そんな日も1日の解析度をあげて目を凝らすと、よいことは意外にも沢山あることに気が付きました。
え?こんなことで?と思われるかもしれません。でも、幼い子との暮らしの中では、充分すぎるくらいよかったことに入ります。
小さくても幸せを感じたこと、感謝したことを見つけられるクセがつくと、今日も割と良い1日だったなぁと前向きになれます。そして、以前はできないものや足りないものにばかりにフォーカスしていたんだなと反省。
生粋のポジティブ気質だったのですが、当たり前のことをおざなりにしていたことにも気がつきました。
感謝の反対語は当たり前。
わたしは今日もスマホを使えるし、健康的に過ごせていることだって、本当は良かったことのひとつにもなるし、当たり前なことじゃない。
今はSNSを覗けば、仕事での成功だったり、素敵な家に住んでいたり、と輝いて見える成果やイベントの情報がたくさん飛び込んできます。そうすると、大きなことを成し遂げていないなぁ…と思う日もあります。
でも、毎日当たり前のように続けていることや日々過ごしていることも、充分すごいこと。
わたしは毎日、息子たちにご飯を食べさせたり、早起きしたりしてえらいわ〜と思うようにしています(笑)。
毎朝、仕事を休まずに同じ時間に出勤していることも、毎日暖かい布団で眠れることも、桜が咲いてきて美しいと思うことも、全部、当たり前じゃないんですよね。
ポジティブ日記をはじめたことで、当たり前に感謝することやポジティブ思考筋肉が徐々についてきた気がしています。
良かったことは、すぐさまメモへ
3行ポジティブ日記、本来は寝る前に振り返ることをおすすめされています。(寝る直前が脳内をポジティブで埋め尽くせるゴールデンタイムだから。)
ただ、わたしは子どもの寝かしつけで寝落ちしてしまう日もあるため、いいことがあったらiPhoneのメモ帳にすぐさま書き留めることにしました。
そして、3行ポジティブ日記用の手帳は寝室を定位置に。
iPhoneのメモ帳の中や寝かしつけの時間で思い浮かんだよかったことの中からTOP3を選んで、ベットの上で書き出す。
書けない日があっても、iPhoneのメモで少しは記録できているからまぁいっか!と、翌日からリスタートするスタンスでゆるい感じで続けています。
どんなに生産性のないと思った1日でも、捉え方や見方を変えると楽しいと思えることはあるもの。
徐々によかったことを見つけられるスキルも磨かれるので、ちょっと気分が落ちる日が続いているなぁという方は、ぜひポジティブ日記の習慣を取り入れて欲しいです。
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