デザインを学んでもいないのに、というご意見につきまして。

昨日、日経デザインさんに取材していただきました。

といっても私のデザインについてではなく
『クラウドソーシングでデザイナーになったこと』について。

、、、タイトルからしてすでにマイナスな見方ですね。

ようは「デザインも勉強していないのに、デザイナーと名乗りやがって」、という見方があるんじゃないですか?というお話です(笑)

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私も最初は「デザイナー」と名乗ることに躊躇がありました。

今だって学ばなければならないことがたくさんで、完璧とは思えませんし、一流なんてほど遠いと思ってます。

でも、今はきちんと「グラフィックデザイナー」と名乗っていますし、
お仕事もそれなりにしています。

「クライアントの代弁者になること」「伝えること」が私の仕事なのだとストンと落ちた時から自信を持てる様になりました。
クライアントとエンドユーザーのつなぎ役が私なわけです。
確かに勉強すれば分かることもあると思いますが、勉強だけではわからないことの方がはるかに多い。
そんなの他の職業でも何でも同じだと思いますが、、、


今はデザイン畑出身でないことが、むしろ誇りなのであります。
営業も、施工も、事務も、接客も、、、なんでもこなしてきたことが、デザイナーとしての私を支えている大黒柱となってくれています。

そもそもデザインなんて、学校に行かなくても日々学べるものだと思います。アンテナを張り、気づき、考え、表現し続けることで磨いて行けると信じています。
もちろん座学も大事ですし、それも日々続けていますけどね。

私にとって大事なのはクライアントに誠実であるかどうか、
誠実であるためには学ばなければならないのは当たり前です。

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といってもこの取材で初めてそういうことを言われたわけで、
現実世界でそんなこという人に出会ったことがありません。

温かい目で見守ってくださっている方が多いですから、
胸を張って「デザイナー」だと名乗り、日々研鑽していきましょう。

ライバルは他の誰かでなく、今日の自分ですから。






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