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観光地でふと思い出したいこと

観光地でふと思い出したいこと

人間には、観光地でのみ感じられる(思い出せる)記憶や感情のようなものがある気がする。
それが具体的にどんな感情なのかはいまいち的確に説明できる言葉が浮かばないけど、とにかくそういうものがある気がする

もう忘れてしまって思い出すことができないものも含めたたくさんの記憶の総体が曖昧な塊になって、心の下のほうを漂っている気がする。

音楽を聴くときも、これに近いような心の動きがある気がする。なんとなく

今聴いていたceroのアルバムの最後の曲が終わって、Apple MusicのAIがシャッフルでヨギーのクライマックスナイトを流し始めた。
俺はこの曲を聴くとき、特定の歌詞やメロディや楽器のパートが聴きたいわけじゃなくて、曲自体の「質感」だけが聴きたいんだなといつも思う。

それがミックスマスタリングの妙によるものなのか、バンドアレンジの音選びの妙によるものなのかはわからないけど、とにかくこの曲を聴くといつもそういう曖昧な「質感」が心を漂う気がする。

なんかものすごく曖昧なことを書いてしまっている。
全然理解されないかも、まあそれでも良いです。
隅田川沿いを浅草に向かって続くレンガ造りの道を、徐々に夜に染まり始める雨の東京を眺めながら、そんな取り留めのないことを思った今日でした。
押上〜浅草は最高のお散歩スポットです!

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